鴨跖草

2010年10月01日

Commelina communis
ツユクサ(露草)
2010年09月26日 東横堀川遊歩道にて


ツユクサ科 Commelinaceae
ツユクサ属 Commelina

日本全土、アジア全域、アメリカ東北部など世界中に広く分布する、畑の隅や道端で見かけることの多い雑草である。高さは15〜50cmで直立することはなく、茎は地面を這う。6〜9月にかけて1.5〜2cmほどの青い花をつける。花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立たない。雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っている。アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまう。

朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。英名のDayflowerも「その日のうちにしぼむ花」という意味を持つ。また「鴨跖草(つゆくさ、おうせきそう)」の字があてられることもある。

ツユクサは古くはつきくさと呼ばれており、上述した説以外に、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。「つきくさ」は月草とも着草とも表され、元々は花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたものと言われているが、万葉集などの和歌集では「月草」の表記が多い。

この他、その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある。また鴨跖草(おうせきそう)という生薬名でも呼ばれる。
ウィキペディアより引用


昼前には萎み始めています。
ツユクサ(露草) ツユクサ(露草)
2010年08月09日 東横堀川遊歩道にて


何処ででもよく見かけるツユクサ、ごく普通の雑草ですが何度見ても飽きません。
出会うたびに違う顔を発見します。^^

大好きな花のひとつです。
って、大好きな花はいくつあるのでしょう。^^;


ツユクサ(露草)
2010年10月01日 東横堀川遊歩道にて


6本の雄しべの内、上方の3本は花糸が短く、葯は目立つ黄色の「X」字形をしています。下方には楕円形(0字形)の葯をもつ雌しべとほぼ同じ長さの長い雄しべが2本あり、「Y」字形の葯をもつ雄しべが1本、中間の位置にあります。雄しべだけでも見ていて飽きません。

X字型の3本の雄しべの花粉は細胞体を持たないダミーで雄の能力はないらしく、仮雄しべと呼ばれ昆虫の食用としての花粉を提供しているのではないかと考えられているそうです。Y字型と0字型は正常な雄しべということです。

花後に雌しべと2本の長い雄しべがくるくると巻いて縮んで、柱頭と葯が接して自花受粉をしているように見えます。昆虫による他家受粉ができなかった場合でも受粉率は高いようです。



syousuke0202 at 23:40コメント(4)トラックバック(0) 
日本ブログ村ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ

お気軽にどうぞ!
足あと帳

index(目次)
月別アーカイブ
プロフィール

syousuke

お気に入りのカメラを連れて、大阪城公園を中心にジョグ&ウォーキングしてます。たまには遠出もします。そして何か目新しいものがある度にパシャ!

記事検索
最新コメント
ご訪問者数(UU)since2012/7/8
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ページ閲覧(PV)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: