岨菜

2010年09月04日

Adenophora remotiflora
ソバナ(岨菜)
2010年08月19日 上高地にて

ソバナ(岨菜) ソバナ(岨菜)
2010年08月19日 上高地にて


キキョウ科 Campanulaceae
ツリガネニンジン属 Adenophora

花茎の高さは50cmから100cmになり、葉は茎に互生し、茎の下部につく葉には長い葉柄がある。葉柄のつく葉の形は広卵形で、花がつく茎の上部は広披針形になり、いずれも縁は鋸歯状になる。

花期は8月から9月頃で、青紫色の円錐状に近い鐘形の花を咲かせる。大きい株になると枝を数段に互生させ、多数の花をつける。花のがく片は披針状で全縁。雌しべは花から突出しない。

近縁種
ツリガネニンジン 釣鐘人参、学名:Adenophora triphylla var. japonica
フクシマシャジン 福島沙参、学名:Adenophora divaricata
ウィキペディアより引用


ソバナ(岨菜)
2010年08月19日 上高地にて


すぐに「ソバナ」と思ったが念のためネットや図鑑でチェックしてみると、どの資料を見ても、柱頭は花冠から突出しないとあり、近縁種の「ツリガネニンジン」との見分けはそれで簡単につくように書かれている。

これ、どう見ても雌しべが花から出ているように見える・・・^^;
でも他の特徴を見るとやはりツリガネニンジンではない。
「ヒメシャジン」も候補に挙げてみたが、萼片の特徴や生息環境を考慮すると当てはまらない。

いつもお世話になっている掲示板で相談すると、これは柱頭が突出している部類には入らないのではないか、と言う結論に達しました。

確かに、少し覗いているだけという状態にも見える。
それに、ツリガネニンジンなどは明らかに雌しべは長い!

ということで、ソバナとさせていただきました。^^;


syousuke0202 at 13:33コメント(0)トラックバック(0) 
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