マンサク科

2015年03月02日

Hamamelis japonica
IMG_1344
2015/02/28 六甲高山植物園にて Canon PowerShot SX50 HS

マンサク科 Hamamelidaceae
マンサク亜科 Hamamelidoideae
マンサク属 Hamamelis

葉は互生し、楕円形で波状の鋸歯がある。
2-3月に葉に先駆けて花が咲く。花にはがく、花弁と雄蕊および仮雄蕊が4個ずつあり、雌蕊は2本の花柱を持つ。がくは赤褐色または緑色で円い。花弁は黄色で長さ1.5cmほどの細長いひも状になる。
果実はさく果で、2個の大きい種子を含む。

マンサクの語源は明らかでないが、早春に咲くことから、「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれている。
ウィキペディアより引用



IMG_5819
2015/02/28 六甲高山植物園にて Canon PowerShot G7

花弁は4個の線形で鮮やかな黄色です。萼片は4個で卵形、暗紫色です。雄しべ4個、花柱は深く2裂します。属は違いますが、トキワマンサクと花の特徴はよく似ているようですね。
樹木の花などまったく見かけないところで、ほんとに、『まんず咲く』って感じです。^^

マンサク、これほどメジャーな植物なのに初めての出会いです。
なので開花後に出てくる葉はまだ見たことがありません。見たことあるのかもしれないけど、マンサクと知らずにすれ違ってるはずです。次は狙いをつけて、葉と果実を撮らなければ。^^;


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syousuke0202 at 17:20コメント(2)トラックバック(0) 

2010年04月17日

Loropetalum chinense var. rubra 
ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)
2010年04月06日 大阪城公園にて


マンサク科
トキワマンサク属

ベニバナトキワマンサクは中国原産の常緑小高木であり、トキワマンサクの変種である。庭園木として植栽される。3月の中頃から5月にかけて咲く。花弁は4枚、雄しべも4本なのであるが、花が密集していてわかりにくい。花弁はリボン状で、マンサク属の特徴をよく示しているが、花の色からはマンサクの仲間とは思いつきにくい。最近生産され始めた花木である。春を告げる花としては南国向きであるが、地球温暖化の時代としてはマッチするのかも知れない。繁殖は挿し木も出来るとのことである。
波田研のHPより引用


ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作) ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)


蕾がつき始めたのかと思うと、先ず赤い葉が出始めて、それから蕾が付きます。
蕾の中には、巻き取られたテープ状の花弁が4個スタンバイ!
ゼンマイが伸びるように開き始めます。


ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作) ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)


チアガールの持つポンポンのような花は、じつは4弁花の集合花だったんです!
派手さは無いけど、惹かれます〜☆^^♪


ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)
2010年04月09日 大阪城公園にて


2013/09/23追記
秋に咲くこともあるようです。秋に咲いたベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)


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syousuke0202 at 01:59コメント(2)トラックバック(0) 

2010年03月16日

Corylopsis pauciflora
植物図鑑 写真:ヒュウガミズキ
2010_03_14 大阪城公園にて

去年は梅と桃にばかり気をとられて、ずいぶん色んな花達を見落としていました。
啓蟄の時期、ほんとうに色んな命が活発になります。

インドアで縮こまっていては自然界からはみごにされてしまう〜^^


目 : マンサク目 Hamamelidales
科 : マンサク科 Hamamelidaceae
属 : トサミズキ属 'Corylopsis
種 : ヒュウガミズキ C. pauciflora

Corylopsis : トサミズキ属
pauciflora : 少数の花の
Corylopsis(コリロプシス)は、ギリシャ語の
「corys(兜(かぶと))+ opsis(似ている)」が語源。

トサミズキに続いて少し小さな花を木一杯に付ける。トサミズキが長く垂れ下がるのに対して、短くて花の向きはまちまちである。
本州の西部を中心に分布する。庭に良く植えられて春を飾る花の一つである。やがて出る若葉の葉脈に特徴がある。実は秋に黒く熟し4個の種子を持つ。類似のものに、キリシマミズキがある。
学名はCorylopsis paucifloraで、マンサク科トサミズキ属である。 paucifloraはfew-floweredの意であるが、花は沢山付く。
季節の木より引用

トサミズキに続いてヒュウガミズキに出会えるとはラッキーでした!^^


植物図鑑 写真:ヒュウガミズキ 植物図鑑 写真:ヒュウガミズキ

植物図鑑 写真:ヒュウガミズキ

トサミズキと同様に花序は穂状に五弁花が垂下するが、花は1〜3個しか付かないし、全体に小ぶりなので簡単に見分けがつきました。

植物図鑑 写真:ヒュウガミズキ

ヒュウガミズキが分布するのは近畿の北部。所謂丹波、丹後、但馬地方の森林だそうです。植物学者の須川長之助氏がロシアの学者に標本を送るために植物採取をしているときに発見したところが、文献によると与謝郡上宮津村(今は宮津市)だということで、その後近隣の森にも自生しているのが見つかったそうです。

ヒュウガミズキは「日向水木」と書きます。トサミズキと比べて優しい姿からヒメミズキといわれていたものが訛ってヒュウガミズキとなったとか。日向の国には名前が付けられた後に自生が確認されたので、ヒュウガミズキの「ヒュウガ」は「日向の国」ではないようです。ややこしい話ですけど。またヒュウガミズキが自生する丹波地方に多く自生することから、その国を所領とした明智日向守光秀に由来した名前では、というのもあるそうです。
京都府WEB「緑化木の話 ヒュウガミズキ」より引用



syousuke0202 at 00:01コメント(0)トラックバック(0) 

2010年03月13日

Corylopsis spicata
植物図鑑 写真:トサミズキ(土佐水木)2010_03_12 京阪天満橋付近にて


いつの間に咲いたんやろ?
この時期はほんと目が離せません。


一般名:トサミズキ(土佐水木)
学名:Corylopsis spicata(コリロプシス・スピカタ)
 Corylopsis:(葉が)ハシバミ属に似た
 spicata: 穂状花の
科属名:マンサク科トサミズキ属
原産地:日本高知県

トサミズキ(土佐水木)は、春、葉が出る前に薄黄色の小さな五弁花を穂状に垂下して咲かせるマンサク科トサミズキ属の落葉低木です。 葉が、ミズキ(水木)の葉に似ていることから名付けられました。 盆栽や公園木、庭木に用いられます。 似ている木にヒュウガミズキ(日向水木)がありますが、樹高は2m程にしかなりません。
株式会社 科学技術研究所WEBより引用


植物図鑑 写真:トサミズキ(土佐水木) 植物図鑑 写真:トサミズキ(土佐水木)

ロウバイヒイラギナンテンアカシア、そしてこのトサミズキのように派手さの無いうす黄色の花を付ける樹木を見かけると春発見という気分になります。^^

大きな花粉玉をぶら下げて、ハッチがせっせと働いていました〜☆

植物図鑑 写真:花粉玉 植物図鑑 写真:花粉玉

ニホンミツバチ

ハチ目 細腰亜目 ミツバチ科 ミツバチ亜科


最もなじみ深いハチのひとつ。暗茶褐色で、腹部に縞模様がある。セイヨウミツバチより全体に黒っぽく、腹部上部はオレンジ色にならない(セイヨウミツバチはオレンジ色)。
セイヨウミツバチは養蜂のために移入されたものだが、この種類はもともと日本にいたもの。
木の洞や地中に巣を作る。
昆虫エクスプローラより引用


ちなみに、ミツバチは花の蜜を集めるとき一緒に、花粉を蜜で丸めて花粉玉にし、後ろ足につけて持って帰ります。ミツバチはその花粉玉に蜜を塗って保存し、その花粉玉を生まれて間もないミツバチが食べたときに咽頭腺から分泌されるものをローヤルゼリーというそうです。


syousuke0202 at 01:51コメント(2)トラックバック(0) 
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