バラ科

2010年04月30日

Kerria japonica
ヤマブキ(山吹)
2010年04月21日 大阪城公園にて


バラ科 Rosaceae
ヤマブキ属 Kerria
ヤマブキ K. japonica

低山の明るい林の木陰などに群生する。樹木ではあるが、茎は細く、柔らかい。背丈は1mから、せいぜい2m、立ち上がるが、先端はやや傾き、往々にして山腹では麓側に垂れる。地下に茎を横に伸ばし、群生する。葉は鋸歯がはっきりしていて、薄い。

晩春に明るい黄色の花を多数つける。多数の雄蕊と5〜8個の離生心皮がある。心皮は熟して分果になる。

北海道から九州まで分布し、国外では中国に産する。古くから親しまれた花で、庭に栽培される。花は一重のものと八重のものがあり、特に八重咲きが好まれ、よく栽培される。一重のものは花弁は5枚。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用


ヤマブキ(山吹) ヤマブキ(山吹)
左:2010年04月06日 大阪城公園にて  右:2010年04月09日 藤田邸跡公園にて

ヤマブキは3月下旬から撮り始めていたのですが、なぜか上手く撮れません。
元々上手く撮れないのに特に駄目でした〜(-_-;

来年頑張りま〜す。^^;


<2012/4/19追記>
一重咲きヤマブキ
2012/4/19 ぬかた園地野草園にて Canon PowerShot SX50 HS

わたしの普段のテリトリーに一重咲きのヤマブキは少なくてあまり撮る機会がありませんので、こんな見事な一重咲きに出会ったのは初めてでした。^^

にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ



syousuke0202 at 19:43コメント(0)トラックバック(0) 

2010年04月25日

Rhodotypos scandens

シロヤマブキ(白山吹)
2010年04月17日 大阪城公園にて


バラ科 Rosaceae
バラ亜科 Rosoideae
シロヤマブキ属 Rhodotypos
シロヤマブキ


白花のヤマブキ(山吹)のように見えるかもしれませんが。これはヤマブキではありません。
ヤマブキは 5 弁花で、シロヤマブキは 4 弁花です。



シロヤマブキ(白山吹) シロヤマブキ(白山吹)


今年初めて出会いました。
正直言って、ヤマブキに白花があるんや〜って感激していたんですが・・・
やはりそこが素人の浅はかさです。(恥)

でもそのおかげで、ヤマブキで検索する事でこの「シロヤマブキ」に行き着いたわけなんですが・・・^^;



シロヤマブキ(白山吹)
2010年04月17日 大阪城公園にて

syousuke0202 at 00:01コメント(2)トラックバック(0) 

2010年04月22日

Amelanchier canadensis
アメリカザイフリボク(亜米利加采振木)
2010年04月19日 大阪城公園にて


バラ科 Rosaceae
ナシ亜科 Maloideae
ザイフリボク属 Amelanchier
アメリカザイフリボク A. canadensis

アメリカで6月に実が収穫できることから別名を、ジューンべりー(June Berry)とも呼ばれる耐寒性落葉高木性広葉樹です。
花は白く細長い5弁花を鈴なりに咲かせます。葉は若葉の頃は明るいい感じで、秋〜初冬に鮮やかに紅葉します。薔薇の実に似た実は成熟すると濃赤紫色となり甘く食用となり、生食またはジャムなどの加工品として用いられます。花も実も紅葉も観賞に適し、寒さ・病虫害・湿地にも強い木です。日本にもザイフリボクがありますが実や花がもっと小さく、実は食べません。
「花@かぎけん」より引用


若葉がまだ開ききらないころ、枝先に房のように群がった白い花を咲かせます。その花序の様子が采配に似ているところから「采振り木」と名付けられたそうです。花序を白い四手(しで: 神前に供える幣帛の1種)に見立てて、シデザクラ(四手桜)とも呼ばれています。若い葉の両面(特に裏側)は綿毛が密生してふわふわしてます。

最初に花だけを見たときは、リキュウバイと見間違えました。^^;


アメリカザイフリボク(亜米利加采振木) アメリカザイフリボク(亜米利加采振木)



<2019/06/01 追記>
少し遅かったようですが果実に出会えました。
美味な果実らしいのですぐに無くなるかと思ってたけど、けっこう残ってるもんですね。鳥たちにはそれほど美味ではなかったのかな?

IMG_9842
2019年6月1日 大阪城公園にて Canon PowerShot SX50 HS

IMG_9867
2019年6月1日 大阪城公園にて Canon PowerShot SX50 HS

まだ瑞々しいのを一粒頬張ってみました。残念ながら不味くはなかったけどそれほど美味しいとも思えなかった。(^^;)

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
にほんブログ村

syousuke0202 at 00:01コメント(0) 

2010年04月13日

Exochorda racemosa
リキュウバイ(利休梅)
2010年04月03日 大阪城公園にて

リキュウバイ(利休梅)
2010年03月22日 大阪城公園にて


バラ科 Rosaceae
シモツケ亜科 Spiraeoideae
ヤナギザクラ属 Exochorda
リキュウバイ E. racemosa

リキュウバイは中国揚子江下流域原産の落葉小高木。和名は「利休梅」であり、茶花として利用されることにちなむという。低く剪定すると勢いのある幹が立ち上がる樹形となるが、落ち着いてくると枝先が垂れて茶花の趣が出てくる。マルバヤナギの別名があるが、枝先が垂れ下がった姿のものをみると、納得できる。花弁の形には変化があるので、花全体の形がはっきりしない。ちょっとぼんやりとした花の姿も面白い。
(波田研)のホームページより引用


去年、花の写真を撮りはじめた頃にこの花と初めて出会いました。
ずっと花の名前が分からず、やっとたどり着いたのが「ヤナギザクラ」。

でも、このヤナギザクラ属の中でも「ヤナギザクラ」と「リキュウバイ」は別物らしい。厄介な事にその違いを明確にしているWEBや図鑑が見当たらない!

ようやく分かった事は、リキュウバイの葉には鋸歯があるらしい。

しかし、これも有るものと無いものがあるらしい。
しかも、花期が終わってから出ることもあるという・・・

よ〜く探してみると大阪城公園内に4箇所5本のヤナギザクラ属の木がありました。
5本のうち、4本は5弁花、しかし1本は6〜7弁の花が咲く。

観察を続けると、5弁花の方には念願の鋸歯が現れた!
これで「リキュウバイ」と同定できる・・・ と、思う。^^;

では、一本だけがヤナギザクラなのかと思っていると・・・
こちらにも、鋸歯が出現!

おそらく変わり咲きのものを含めて、5本共にリキュウバイではないかと思います。

気軽に花の名前をタイトルにしていますが、これほど種の同定が難しいとは・・・

間違いを発見された方は、是非ご指摘お願いいたします。m(_)m



リキュウバイ(利休梅) リキュウバイ(利休梅)
5弁花と変り咲き


5弁花の方は柱頭も5つに分かれているが変り咲きの方は分かれ方も多い!
そして花糸は花弁ごとに3本ずつ行儀良く出てるんですね〜
よ〜く見ると面白い!^^


リキュウバイ(利休梅) リキュウバイ(利休梅)

花の付いている枝の葉には鋸歯は認められなかったが、花期が終わってからの新葉には鋸歯が出現!

こりゃぁ、マクロレンズを早く入手しなければ・・・ ^^;


<2014/04/02 追記>
ヤナギザクラ(学名 Exochorda serratifolia)はリキュウバイに比べて花の内部が褐色になっている点が少し違うようです。

<2014/04/30 追記>
方人さんより、リキュウバイとヤナギザクラの品種の識別点をコメントいただきました。とても参考になりますので追記させていただきます。
・E.serratifolia(ヤナギザクラ)>>>葉身の真ん中より上に鋸歯がある
・E.recemosa(リキュウバイ)>>>葉身は主に全縁、時々先端に鋸歯が有る

ヤナギザクラの学名で種小名 "serratifolia" は鋸歯があることの意ですのでヤナギザクラで全縁の葉あるのはおかしく思えます。


にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ


syousuke0202 at 00:24コメント(2)トラックバック(0) 

2010年04月09日

Malus halliana
ハナカイドウ(花海棠)
2010年04月03日 大阪城公園にて


科 : バラ科 Rosaceae
属 : リンゴ属 Malus
種 : ハナカイドウ M. halliana

別名は、カイドウ(海棠)、スイシカイドウ(垂絲海棠)、ナンキンカイドウ(南京海棠)。

中国原産の落葉小高木。花期は4-5月頃で淡紅色の花を咲かせる。性質は強健で育てやすい。花が咲いた後の林檎に似た小さな赤い実は、食することができるが、結実しないことが多い。

   樹高:5〜8m
   開花期:4〜5月
   花径:3.5〜5cm
   花弁数:5〜10枚
   花柄長:3〜6cm
   果実径:2cm 実色:赤
ウィキペディア(Wikipedia)より引用



ハナカイドウ(花海棠) ハナカイドウ(花海棠)


最初、寒緋桜かな?
と思いながら見ていましたが、どうも寒緋桜にしては開花時期が遅すぎる・・・
写真に撮って見比べると違うのですね。^^;

鈴なりにぶら下がって咲くところがとっても可愛いです♪



ハナカイドウ(花海棠)


ちなみに、実の大きな近縁種の実海棠(みかいどう)に対して、花が美しいので「花海棠」と命名されたそうです。



syousuke0202 at 23:59コメント(0)トラックバック(0) 

2010年03月24日

Prunus japonica
ニワウメ(庭梅)
2010年03月19日 大阪城公園 梅林にて


遠目に見たとき、

うっすらピンクのユキヤナギ発見!
と、思いました。^^;

近づいてよく見ると、枝は枝垂れずに立ち上がっている。
それに、花が大きい!

ニワウメ(庭梅) ニワウメ(庭梅)

近くで見ると、花も葉っぱもサクラではないか!
調べてみると、どうもこれはサクラではなくニワウメと言うらしい。


科名: バラ科
属名: サクラ属
和名: ニワウメ
学名: Prunus japonica
原産地: 中国

7月ころには直径1cmほどの赤紫の実が熟し、食用にでき、プチチェリー、チャイナチェリーといった名前で流通する場合もあるそうです。

ニワウメの変種がニワザクラ(庭桜・八重咲き)と言うそうです。
(庭梅が一重の庭桜と呼ばれることもあります)

ニワウメ亜属には、ユスラウメ(梅桃)やニワザクラ(庭桜)がある。
ユスラウメとは類縁関係にあり、ニワウメは、高さが1〜2メートルと小型、ユスラウメは、葉が卵形でしわ、毛が多く、花の子房、果実にも毛があるが、ニワウメには、葉裏の葉脈に多少の毛があることで区別する
サクラ属には、果実に、モモ、スモモ、ウメがあり、側面に1本の縦溝があるが、ニワウメ亜属には、縦みぞがはっきりと出ないことから、ニワウメ、ユスラウメ、ニワザクラがニワウメ亜属になった。

薬効:利尿・便秘・歯痛・歯ぐきの腫れ
イー薬草ドットコムより引用


syousuke0202 at 02:09コメント(0)トラックバック(0) 

2010年03月08日

Cerasus campanulata
植物図鑑 写真:カンヒザクラ
2010_03_08 北大江公園にて

今日は気分転換に、いつものウォーキングコースには通らない公園を回ってみた。
この時期は、半月ほどご無沙汰すると驚くほどの変化がある。

遠目に桃かな、と思いながら近づくと・・・


目 : バラ目 Rosales
科 : バラ科 Rosaceae
属 : サクラ属 Cerasus
種 : カンヒザクラ

サクラの原種の一つ。旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもある。ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることもあるが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混合されやすいため、近年はカンヒザクラと呼ばれることが多い。

釣り鐘状の花が特徴で学名の種小名 campanulata は「カンパニュラの様な」と言う意味で、キキョウ科のカンパニュラ属の花が下向きに咲く所になぞられて名付けられた。花の色は白から濃い桃色まで様々の個体差がある。おおよそ1月から2月上旬にかけてが開花期となる。花の大きさは1.5~2.5cm程度。樹高は5m程度。葉は秋になると紅葉する。この早咲きの特性と、下向きに花が咲く特質が、他のサクラと交配した時に影響を与え、各地で優秀な園芸品種が出来ている。その中でも有名な物は、このサクラとオオシマザクラの自然雑種、サトザクラ‘河津桜’が近年、有名になり観光名所に植えられている。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用


この桜は、初めての出会い!
桜はけっこういろんな種類を見てきたつもりだったので、とても新鮮です。^^

植物図鑑 写真:カンヒザクラ 植物図鑑 写真:カンヒザクラ

たまにコースを変えるのも発見があって良いですね。^^♪

syousuke0202 at 23:26コメント(0)トラックバック(0) 

2010年02月04日

Renge rose(Yametsuhime)
植物図鑑 写真:れんげローズ
2010_02_03 本町橋付近にて


近所のビルの植え込みに咲いてた可愛らしい花。
去年の暮れに見つけて以来気になっていたがこれも初めて見かけた花です。
葉を見る限りバラのように思うが、れんげに似ている・・・
しかも、立派な棘もある!


植物図鑑 写真:れんげローズ 植物図鑑 写真:れんげローズ

やっと分かりました!
たぶんこの「れんげローズ」で間違いないと思います。

バラ科 Rosaceae
バラ属 Rosa
ミニバラ
品種:レンゲローズ

丈 20〜30cm
花径 2〜3cm
花期 四季咲き性強い
別名 八女津姫、スィート・ラン、謎の白薔薇

これは別名‘八女津姫’と呼ばれ、「レンゲのような花」と言ったところから こう呼ばれるようになったらしい。


2ミリほどの大きさですが、ヒップもついていました。^^♪

植物図鑑 写真:ローズヒップ


syousuke0202 at 00:03コメント(2)トラックバック(0) 

2010年01月29日

今年が暖冬なのか、それとも温暖化が原因か気の早いユキヤナギが咲き始めていました。ちょっと早すぎるような気がするけど・・・

植物図鑑 写真:ユキヤナギ
2010_01_28 大阪水上バス「OAP港」付近にて


科 : バラ科 Rosaceae
亜科 : シモツケ亜科 Spiraeoideae
属 : シモツケ属 Spiraea
種 : ユキヤナギ S. thunbergii


まだまだ疎らですが、あっというまに真っ白になるのでしょうね。^^

植物図鑑 写真:ユキヤナギ 植物図鑑 写真:ユキヤナギ

ユキヤナギ(雪柳、学名:Spiraea thunbergii)は、バラ科の落葉低木。別名にコゴメバナ、コゴメヤナギなど。

春に小さい白い花を咲かせる。中国原産という説もあるが、日本原産であると考えられている。

手を掛けなくても生長し、大きくなると1.5mほどの高さになる。地面の際から枝がいく本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつける。花は、3月から5月にかけて、5弁で雪白の小さなものを枝全体につける。そのさまから和名がついた。

公園や庭先でよく見かけるが、自生種は石川県で絶滅危惧I類に指定されているなど、地域的には絶滅が危惧されている。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用


植物図鑑 写真:雪柳 05
2009年03月18日 昨年撮った満開のユキヤナギ





syousuke0202 at 23:53コメント(0)トラックバック(0) 

2010年01月24日

植物図鑑 写真:ボケ(木瓜)
2010_01_19 大阪城公園にて


科 : バラ科 Rosaceae
亜科 : ナシ亜科 Maloideae
属 : ボケ属 Chaenomeles
種 : ボケ speciosa
原産地:中国大陸

実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したも言われる。帰化植物(平安時代)。学名のspeciosa は 美しい、華やか 、Chaenomelesは 「chaino(開ける)+ melon(リンゴ)」が語源。花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」「平凡」。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用



植物図鑑 写真:ボケ(木瓜)
2010_01_23 大阪城公園にて


満開に咲くよりも咲き初めの今の時期が良い〜☆


syousuke0202 at 01:21コメント(0)トラックバック(0) 
日本ブログ村ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ

お気軽にどうぞ!
足あと帳

index(目次)
月別アーカイブ
プロフィール

syousuke

お気に入りのカメラを連れて、大阪城公園を中心にジョグ&ウォーキングしてます。たまには遠出もします。そして何か目新しいものがある度にパシャ!

記事検索
最新コメント
ご訪問者数(UU)since2012/7/8
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ページ閲覧(PV)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: