ニシオジロビタキ

2015年02月02日

Ficedula parva 
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2015/02/01 大阪城公園 大阪早稲田の森にて Canon PowerShot SX50 HS

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2015/02/01 大阪城公園 大阪早稲田の森にて Canon PowerShot SX50 HS
喉に黄色味が無く、大雨覆い羽縁の白い斑がラインになっているので若鳥(性別不明)のようです。


ヒタキ科 Muscicapidae
キビタキ属 Ficedula
オジロビタキ F. parva

ヨーロッパ東部からロシア、シベリア、カムチャッカ半島までのユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、冬期はインドや東南アジア方面に渡り越冬する。
日本では旅鳥または冬鳥として渡来するがまれである単独で観察されることが多い日本で越冬する個体は少なく、ほとんどが雌か若鳥である。

全長約12cm。雄は上面が灰褐色で、尾羽は黒褐色だが外側は白い。喉は澄色。胸は灰白色で腹から尾筒にかけてはやや汚れた白色。雌は上面が淡い灰褐色で、喉は淡色である。嘴は雌雄とも黒色。

針葉樹林や広葉樹林に平地から山地まで生息する。森林内の開けた場所や、明るい森林の樹洞などに枯れ葉や草で巣を作り、5〜6月に4〜7個の卵を産む。雌だけが12〜13日卵を温める。なお日本では繁殖しない。飛翔昆虫類などの節足動物を捕食するが、キビタキ属では珍しく地上で捕食することが多い。その他、木の実も採食する。
木の枝等にとまっている時に、尾をよく上下に振る。
地鳴きは小さい声で「ジッ ジッ ジッ」、「ビティティティ」など。繁殖期には「チュ、チュ、ピッピー」などとさえずる。
ウィキペディアより引用

鳴き声: さえずり 地鳴き バードリサーチ鳴き声図鑑 website


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冬鳥として全国で観察されるようですが数が少なく、なかなか出会うことのできない鳥だそうです。今回出会えて撮影できたのはとてもラッキーでした。^^

スズメより小さな鳥で、枝にとまったとき尾を上下に動かすしぐさが印象的だったのですぐにカメラを構えたのですがすぐに飛び去ってしまいました。するとこんどはジョウビタキのオスが現れたので、この場所にはいろんな鳥が来ると喜んでいたら、じつはジョウビタキがオジロビタキを追い回していたのです。

縄張りにたいする行動なのでしょうか、しばらくするとオジロビタキが戻ってくるのですが、そうするとまたジョウビタキが追いまわすのです。いつもならジョウビタキを見つけると嬉しいのですが、今日に限ってはジョウビタキが悪者に見えてしまいました。^^;


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ヒタキ科の仲間は、森林に住み、枝の上に止まり、飛ぶ虫に向かって飛び上がり空中で捕食し、元の枝に戻る「ヒタキ型」給餌をするのが普通と思っていたのですが、このオジロビタキは地上でも捕食することも多いようです。

ジョビ子ちゃんに似た可愛い鳥でした。^^


<2016/01/16 追記>
日本には、次の2亜種が渡来するとされる。
オジロビタキ(学名アルビシラ Ficedula albicilla)
ニシオジロビタキ(学名パルーバ Ficedula parva)

下クチバシの色味が黒っぽいのがオジロビタキ、淡い肉色がニシオジロビタキらしいです。今回出会ったのはニシオジロビタキのようです。


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syousuke0202 at 00:24コメント(4)トラックバック(0) 
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