トゲミノキツネノボタン

2013年05月14日

Ranunculus muricatus L
IMG_6716
2013_05_01 都島区中野町にて(某所花壇下草)


キンポウゲ科
キンポウゲ属
トゲミノキツネノボタン

昭和以降に帰化したヨーロッパ・西アジア原産の越年草。
都市近郊の畑地や畦、道端などのやや湿った場所に生える。西日本に多い。
茎は下部から分枝して斜上し、高さ15〜40cm、茎にはごくまばらに毛が生える。
葉には長い柄があり、葉鞘には毛を散生する。
葉身は3中裂し、無ぞろいな粗い鋸歯があり、長さ1.5〜6cmで、少し粗い毛が生える。基部は心形または切形。
花は萼片5、花弁5、雄蕊多数、雌蕊多数からなる。萼片は卵状披針形、長さ6.5〜7mmで、反り返る。
花弁は明るい黄色、狭倒卵形で、長さ6.5〜8mm、基部は狭まり蜜腺がある。
果実は痩果多数からなる球形の集合果。
痩果は卵形、花柱を含め長さ5〜6mm、扁平で縁取りがあり、両面に先端がやや曲がった柔らかい棘が多数ある。

近似種:キツネノボタン、ケキツネノボタン、オトコゼリ、ウマノアシガタ、タガラシ

■分布:本州、九州
■生育環境:畑地や畦、道端などのやや湿った場所。
■花期:4〜5月
西宮の湿生・水生植物のサイト』より引用


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花弁は鮮やかなレモンイエローで光沢があり、花弁基部より下部にかけて蜜がにじんでいる。

IMG_6693 IMG_6697
多数ある雌蕊がそのまま果実(棘実)になっていく様子


プランターに雑草として発生していました。
草丈は5〜15cmくらいなので、うっかり見過ごしてしまいそうなサイズでしたが、花径15mmくらいの光沢のある黄色の花の存在感はとても大きかったです。

同属のヒキノカサ(蛙の傘)がとてもよく似ていましたが、果実の棘が決め手になりました。^^


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syousuke0202 at 23:14コメント(2) 
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