トウダイグサ科

2011年01月08日

Triadica sebifera
ナンキンハゼ(南京黄櫨)
2011年01月03日 大川遊歩道天神橋付近にて


トウダイグサ科 Euphorbiaceae
シラキ属 Triadica

トウダイグサ科の落葉高木である。別名、トウハゼ、カンテラギ。

原産:中国、台湾
樹高:6m
葉 :三角状広卵形で先端は尾状で、秋、紅葉する。
花 :雌雄同株、5~6月開花、雄花は、総状花序でその葉腋に雌花をつける。
果実:秋、少し三角のかかった球形の朔果(さくか)を黒熟させ、3個の種子を出す。

種皮は黒色であるがその表面は脂肪に富んだ白色の蝋状物質で覆われる。朔果が裂開しても種子は果皮から自然に離脱することはなく、紅葉期から落葉後まで長く樹上に留まり白い星を散らしたようで非常に目立つ。ムクドリなどの鳥類がこの種子を摂食し、蝋状物質を消化吸収して種子を排泄することで種子分散が起こる。

用途:庭木、街路樹、公園樹。
根皮、果実:乾燥して利尿剤、瀉下剤にする。これを烏臼(うきゅう)という。
種子:脂肪の烏臼油(うきゅうゆ)は、石鹸・蝋燭の原料、薬用(腫物、皮膚病)。
ナンキンハゼの名は、ハゼノキの代わりにろうをとる材料として使われるようになった中国原産の木の意味。

ps、朔果:本来は「朔」の字には草冠が必要ですが機種依存文字のため使用できません。
ウィキペディアより引用


この時期になると綺麗に紅葉した葉も全て落葉し裂開した果皮も落ちるが、真っ白い種子だけが残り丸坊主をかろうじてまぬがれている。とてもユニークな姿です。

どうもこの種は、鳥達の餌になっているようですね。^^


ナンキンハゼ(南京黄櫨) ナンキンハゼ(南京黄櫨)
左:2010年11月02日 右:2010年11月27日 大川遊歩道天神橋付近にて


徐々に紅葉していきますが、固体によって色付き方が大きく違うようで、この場所では綺麗な紅葉は見れませんでした。


ナンキンハゼ(南京黄櫨)
2010年11月27日 八尾久宝寺緑地にて


でも、こんな風に立派に紅葉しているナンキンハゼはカエデに劣らず見ごたえがあります。^^

今年は、忘れずに花を撮らなければ・・・


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syousuke0202 at 20:52コメント(4)トラックバック(0) 

2010年09月14日

Euphorbia marginata Pursh
ハツユキソウ(初雪草)
2010年09月08日 北区同心町にて


トウダイグサ科 Euphorbiaceae
トウダイグサ属 Euphorbia

原産地:北米南部
草丈:90〜100cm 開花期:7〜10月 花色:白 葉色:緑と白
別名:ユーフォルビア・マルギナタ(Euphorbia marginata)、ユーフォルビア (Euphorbia)、ゴーストウィード(ghost weed)、スノーオンザマウンテン(Snow on the mountain)

緑の葉縁に白い覆輪が入った葉色のコントラストが美しいトウダイグサ科ユーフォルビア属の非耐寒性一年草です。夏〜秋に白い小花を咲かせますが、葉ほどには観賞価値はありません。葉や茎の切り口から出る乳白色の液は皮膚に炎症をおこすことがありますので気をつけましょう。
同じトウダイグサ科には、葉が赤や、白、黄のクリスマスの観葉植物として人気のポインセチア(Poinsettia)があります。
かぎけん花図鑑より引用


ハツユキソウ(初雪草) ハツユキソウ(初雪草)
2010年09月08日 北区同心町にて
左:杯状花序(はいじょうかじょ)           右:ハツユキソウの実


杯状花序(はいじょうかじょ)
数個の総包片の合着によって生じた「杯状」の総包の中に、一個の「雄しべ」からなる「雄花」多数と、一個の雌しべからなる「雌花」一個で構成される「花序」

トウダイグサ科トウダイグサ属に特有のもので、花序全体でひとつの花のように見える。花序の中にあるたった一つの雌花(雌しべ)が受粉の後に伸び出して実り、まわりの雄花(雄しべ)が送粉しはじめるようです。

なんとなく、トウダイグサ属の花の仕組みが分かってきました。^^;

今後はもっと詳細を撮りたいです。
息を止める練習しないと・・・(汗)


トウダイグサ属 Euphorbiaの仲間:ユーフォルビア ‘ダイアモンドフロスト’


syousuke0202 at 23:39コメント(2)トラックバック(0) 

2010年07月30日

Euphorbia hybrids‘diamond frost’
ユーフォルビア ‘ダイアモンドフロスト’
2010年07月17日 中央区役所にて

ユーフォルビア ‘ダイアモンドフロスト’
2010年07月22日 中央区役所にて


トウダイグサ科 Euphorbiaceae
トウダイグサ属 Euphorbia

トウダイグサ属(Euphorbia)はトウダイグサ科に属する一群の植物で、園芸植物などについては学名のユーフォルビアで呼ばれることが多い。

代表的な種としては、日本に野生するトウダイグサ(灯台草: 形が燭台に似ることから)、タカトウダイやノウルシ、観賞用に栽培するポインセチア、ショウジョウソウ、ハツユキソウ、ハナキリン、アオサンゴ(ミルクブッシュ)などがある。

世界の熱帯から温帯に広く分布し、約2000種の草本または低木からなる巨大な属である。
花は退化傾向が著しく、雄蕊または雌蕊1本だけからなる。これら(雌花1個、雄花数個)が集まり包に囲まれた杯状花序という特有の花序を形成する。包には蜜腺があり、花序全体が1つの花のように見える。さらにポインセチアなどでは花序近くの包葉が赤・黄・白などに着色して目立つ。
ウィキペディアより引用


ポインセチアの仲間というのに少し驚きました。^^;
花が咲くと包が白くなり、その包を鑑賞する植物です。花は白い包の中心に小さく咲いています。枝が細かく分岐して伸び、純白の小花が沢山咲いているように見えますが実は苞なのです。

涼しそうで、ちっちゃくて、可愛い〜♪


ユーフォルビア ‘ダイアモンドフロスト’ ユーフォルビア ‘ダイアモンドフロスト’


雌雄異花と思っていたが、これはたくさんの雄しべの中から雌しべが伸びているように見えるが・・・^^;

マクロ撮影って難しい〜


<追記9/19>
トウダイグサ属の特徴で杯状花序(はいじょうかじょ)と言う形態のようです。
参考:ハツユキソウ(初雪草)



Pseudozizeeria maha
ユーフォルビア ‘ダイアモンドフロスト’
2010年07月17日 中央区役所にて


チョウ目
シジミチョウ科
ヒメシジミ亜科
ヤマトシジミ

前翅長:9〜16mm
分布:北海道,本州,四国,九州,沖縄
出現期:4〜11月
エサ:花の蜜 幼虫はカタバミを食べる。

全国でよく見られる小さく綺麗なシジミチョウ。
灰白色に黒い斑模様があり、♂の翅の表は青〜青紫色をしていて小さいながらも綺麗なチョウである。
しかし、♀では表の翅は灰色で大変地味である。
食草となるカタバミはいたるところに生えているため、個体数も多く一番よく見るチョウである。
本種を注意深く観察していると、カタバミの葉の裏に卵を産みつけているところを観察することができる。
「虫ナビ」より引用



syousuke0202 at 02:48コメント(4)トラックバック(0) 
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