シソ科

2014年04月29日

Ajuga yesoensis var. tsukubana
IMG_6724-tri
2014/04/26 生駒山ぬかた園地にて Canon PowerShot SX50 HS


科 : シソ科 Lamiaceae
属 : キランソウ属 Ajuga
種 : ツクバキンモンソウ Ajuga yesoensis var. tsukubana

山地に生え、高さ5〜15cmになる多年草。 葉は対生し3〜4対あり、長さ1〜2cmの葉柄を持ち、粗い鈍頭の鋸歯がある。 表面は脈に沿って紫色を帯びる。花冠は長さ1.1〜1.3cmで筒部は細長く、先は上唇と下唇に分かれる。 雄しべは4個あり、うち2個が長い。 萼は長さ6mmほどで5裂し、毛がある。 

ニシキゴロモの変種。 ニシキゴロモが主に日本海側に分布するのに対して、太平洋側を中心に分布する。 ニシキゴロモに比べて花冠上唇の発達が悪く、長さ1mmに達しない。 花期は4〜5月。北海道、本州(太平洋側)、四国に分布。

白花をつけるものをシロバナツクバキンモンソウといい、全体に色が淡い。
野山の花アルバム より引用



IMG_6732-tri
2014/04/26 生駒山ぬかた園地にて Canon PowerShot SX50 HS


アジュガの仲間はほんとうに面白い形の花を付けます。
この種は初めての出会いでしたが、特徴的なのでシゾ科キランソウ属であることはすぐに分かりました。
名前に 『ツクバ』 と付くのは筑波山で初めて発見されたからだそうです。

日本の固有の植物で、日本海側に分布するニシキゴロモの変種で、本州の太平洋側と四国に分布するとのことですが、地域的な稀少種で、いくつかの県でも絶滅危惧種になっているようです。


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2012年08月27日

Vitex agnus-castus
セイヨウニンジンボク(西洋人参木)

セイヨウニンジンボク(西洋人参木) セイヨウニンジンボク(西洋人参木)
2012年07月19日 谷町四丁目交差点付近にて


シソ目
クマツヅラ科(シソ科)
ハマゴウ属
別名:ヴィテックス(Vitex)、Chaste tree

セイヨウニンジンボク(西洋人参木) は、夏、枝先や葉腋から円錐花序を伸ばし薄青紫色(or 白)の小花を多数付けるクマツヅラ科ハマゴウ属の耐寒性落葉低木です。花はシソ科特有の唇形で、下唇は3裂しその中央の裂片が大きい。花にはかすかな芳香があり、香料とされます。また、女性ホルモンを整える薬効があるとされます。花名は、掌状の葉形がチョウセンニンジン(朝鮮人参、学名:Panax ginseng)に似ており、原産地が欧州であることから付けられました。
似た花に、同科同属で中国原産のニンジンボク(人参木、学名:Vitex cannabifolia Sieb. et Zucc.)があります。両者の違いは、葉縁に鋸歯があるかないか、小葉の数で見分けます。は全縁(鋸歯が無い)で小葉は5〜7枚、ニンジンボクには大きな鋸歯があり小葉は3〜5枚です。
科学技術研究所(かぎけん) より引用


ビテックス(ハマゴウ)属は以前、クマツヅラ科に分類されていましたが、現在ではシソ科に移されているようです。


セイヨウニンジンボク(西洋人参木)


ヨーロッパ南部原産で明治時代に移入され、ハーブとして利用されることが多いようですが、今まで目に止まる事はありませんでした。今夏初めて出会ったのですがいつも愛用しているカメラが手元に無く、後で調べるつもりでメモ代わりに撮ったのですが、やはり記事にする段階で観察の甘さと撮り方の甘さに後悔するばかりです。

撮りなおそうにも植物は生き物。
同じチャンスはそうそう長くは待ってはくれません… (汗)


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2012年08月19日

Clerodendrum trichotomum
クサギ(臭木)
2012/08/13 大阪城公園京橋口付近にて

クサギ(臭木) クサギ(臭木)


シソ科 Lamiaceae Labiatae nom alt.
クサギ属 Clerodendrum
クサギ C. trichotomum


日当たりのよい原野などによく見られるシソ科の落葉小高木。葉に悪臭がある事からこの名がある。日本全国のほか朝鮮、中国に分布する。従来はクマツヅラ科に入れられてきたが、現在はシソ科に移されている。

種小名は、「三分岐」の意味で、花序の枝を指す。

葉は大きく、長い葉柄を含めて30cmにもなり、柔らかくて薄く、柔らかな毛を密生する。葉を触ると、一種異様な臭いがするのがこの名の由来である。花は8月頃咲く。花びらは萼から長く突き出してその先で開く。雄しべ、雌しべはその中からさらに突き出す。花弁は白、がくははじめ緑色でしだいに赤くなり、甘い香りがある。昼間はアゲハチョウ科の大型のチョウが、日が暮れるとスズメガ科の大形のガがよく訪花し、受粉に与る。果実は紺色の液果で秋に熟し、赤いがくが開いて残るためよく目立つ。この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きると考えられている。

道ばたなどでよく見かけ、遷移においては、藪の状態の所に侵入する最初の樹木として先駆植物(パイオニア)の典型である。

葉には名の通り特異なにおいがあるが、茶の他に、ゆでれば食べることができ若葉は山菜として利用される。収穫時には、臭いが鼻につくが、しばらくすると不思議なくらいに臭いを感じなくなる。果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤いがくからは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができる。実の青色色素は名古屋大学の佐々木教祐らにより構造が付きとめられ、種小名にちなんでトリコトミン (Trichotomine) と命名されている。
ウィキペディアより引用



クサギ(臭木)



いつも真夏のこの時期には高い山に行くことはあっても里山に出向くことは少ないのでこのクサギの果実はよく見かけていたが、開花時期に出会うことはなかった。

ところが見落としていましたが、近場である大阪城公園の一画にクサギの密生地があったのです。^^

はじめてゆっくり観察できました。
萼から長く飛び出した花冠、さらに長い4本の雄しべと雌しべがとても優雅に見えます。葉を揉むと、確かに良い香りとは言えないが酷い名前をつけなければならないほどでもないようにも思えました。そしてよくみると、確かに花柄は三分岐している。

しかし、こんな酷い名前をつけておいて、葉を食用にしようとチャレンジした人がいることにも驚きを感じる。(笑)


クサギ(臭木)&ヘクソカズラ (屁糞葛)
手前がヘクソカズラ、奥がクサギ


このクサギの林には、ヘクソカズラもよく茂っています。
なんとも、名前に恵まれないお気の毒な方たちの林ですが、クサギの若葉は山菜、ヘクソカズラの果実は生薬という貴重な林でもあるのです。おそらくそれに気付いている人は少ないでしょうが… ^^;


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2010年11月19日

Coleus Lour.
コリウス(Coleus)
2010年11月03日 大阪城公園にて


シソ科 Lamiaceae
コリウス属 Coleus Lour.

コリウス(Coleus)とは、シソ科コリウス属(シノニム:ソレノステモン属(Solenostemon Thonn.))の植物の総称。和名は金襴紫蘇(きんらんじそ)、錦紫蘇(にしきじそ)。熱帯アフリカ、熱帯アジア、オーストラリア、東インド諸島、フィリピンに分布する。園芸品種として種間雑種も作出されている。

草丈30cmくらい。葉は平滑なもの、深い切れ込みの入ったものや縮れのあるものなどがあり、葉の色はえんじ色・オレンジ・明るい黄色・サーモンピンクなど、レインボー系と呼ばれる、それらの色に緑の縁取りのついたものがポピュラーである。観葉植物として鉢物にするが、花壇に植えることもできる。通常は、春に種子を播いて殖やすが、さし芽もできる。

温帯では一年草として扱うが、原産地では宿根草である。このため冬に暖かい室内などに入れておけば越冬できる。

属名コリウス(コレウス)とは、ラテン語で「鞘」の意味で、花序が刀の鞘に似ていることによる。

コレウス・フォルスコリ(Plectranthus barbatus、シノニム:Coleus forskohlii)など、コリウス属の一部の種は現在ヤマハッカ属(Plectranthus)に分類されている。
ウィキペディアより引用


コリウス(Coleus) コリウス(Coleus)
2010年11月03日 大阪城公園にて


コリウスに初めて出会ったとき、とても衝撃を受けました。
なんてサイケデリックな植物なのかと!

でもよく見ると紫蘇の仲間なんですね〜
いろんな色や柄のがありますが、赤いのなんて梅干を浸ける時の赤紫蘇となんら変らないように思います。^^;

去年、感動のあまりコリウスの花だけで数百枚撮りました。
で、今年は横着に数枚しか撮らなかったらやはり駄目ですね。(-_-;

今日、撮り直そうと出かけたら、大阪城公園の花壇は他の花に植え替えられていました。園芸は管理者の好みに大きく左右されるのが難点です・・・

そりゃぁ、僕の好みに合わせてもらえないのは当たり前ですが。。。


コリウス(Coleus)
2010年11月06日 大阪城公園にて



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2010年11月03日

Salvia coccinea‘Coral Nymph’
サルビア・コッキネア‘コーラルニンフ’
2010年10月16日 八尾久宝寺緑地にて


シソ科 Lamiaceae
アキギリ(サルビア)属 Salvia
コッキネア種 coccinea
コーラルニンフ Coral Nymph

北アメリカから南アメリカにかけてが原産です。別名で「べにばなサルビア」、「テキサスセージ」とも呼ばれています。段咲きとなり丈夫で作りやすく、赤色の「レディインレッド(cv. Lady in Red)」、ピンク色と白色の「コーラルニンフ(cv. Coral Nymph)」、真っ白な「スノーニンフ(cv.Snow Nymph)」が広く知られています。花期は、7月から11月ごろです。
ボタニックガーデンより引用


cv. Coral Nymph               cv. Snow Nymph
サルビア・コッキネア‘コーラルニンフ’ サルビア・コッキネア‘スノーニンフ’
左:2010年10月16日 八尾久宝寺緑地にて 右:2010年10月01日 大阪城公園にて


サルビア・ミクロフィラと酷似しています。
しべの長さは明らかに違うけど、実際見分け方をまだ理解していません。^^;

両方が咲いているときにゆっくり観察しないと・・・
サルビアも難しい〜


<追加>
cv. Lady in Red 
サルビア・コッキネア‘レディインレッド’ サルビア・コッキネア‘レディインレッド’
2010年11月06日 大阪城公園にて



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2010年10月28日

Physostegia virginiana
ハナトラノオ(花虎の尾)
2010年10月18日 生駒山麓ぬかた園地にて


シソ科 Lamiaceae
ハナトラノオ属 Physostegia

別名カクトラノオ(角虎の尾)

北米東部原産の宿根草。日本では園芸植物としてよく見られる。花期は8〜9月頃。大変性質が強く、一度植えると放置していても地下茎でよく増え、半野生化することもある。
ウィキペディアより引用

茎が角ばっていて、花が虎の尾に似ていることから。さらに、花が美しいので「花虎の尾」の名前も生まれたようです。


ハナトラノオ(花虎の尾) ハナトラノオ(花虎の尾)
2010年10月18日 生駒山麓ぬかた園地にて

生駒山頂に群生していました。
遊園地に植えられた園芸品種が逃げ出して半野生化したものと思われます。
写真ではよく見ていたのですが現物と出会うのは初めてです。

シソ科にしては大きな花です。
名前にハナが入るのも理解できますね。^^



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2010年10月27日

Isodon longitubus
アキチョウジ(秋丁字)
2010年10月18日 生駒山麓ぬかた園地にて


シソ科 Lamiaceae
ヤマハッカ属 Plectranthus

多年草
岐阜県以西〜九州の山地の木陰に生え、高さ60〜90cm。葉は対生し柄があり狭卵形。まばらに毛があって先端は鋭くとがる。茎の先や葉の脇から花穂を出し、細毛のある短い花柄の先に青紫色の唇形花をつける。花冠は長さ1.7〜2cmで、上唇は4裂し、下唇は舟形となる。萼の上唇は3裂し、下唇は2裂する。花期は8〜10月
関東・中部地方に分布するセキヤノアキチョウジは萼が細く尖ることや花柄の長いことで見分ける。
花図鑑サイクリング日記より引用


学名の種小名は「長いチューブ」
よく見なくてもまったく違うのに、遠目には同じ属だけあってヤマハッカと見間違えていました。

どちらかというと、属は違ってもシソ科のタツナミソウの方が少し似てるかも・・・ ^^;


アキチョウジ(秋丁字) アキチョウジ(秋丁字)
2010年10月18日 生駒山麓ぬかた園地にて


山地の木陰って、暗いところは本当にくらい!
ISO1600で撮ってみましたが、画像が荒くて駄目ですね。
G7は良いカメラですが、ISO800までが限界のようです。

ストロボを使った撮り方も勉強しなければと山歩きのたびに感じています。^^;



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2010年10月26日

Isodon inflexus
ヤマハッカ(山薄荷)
2010年10月18日 生駒山麓ぬかた園地にて


シソ科 Lamiaceae
ヤマハッカ属 Plectranthus

多年草
北海道〜九州の山地に生え、高さは60〜90cm。茎の稜に下向きの毛がある。葉は対生し、長さ3〜6cmの広卵形で粗い鋸歯、葉柄に翼がある。枝先の長い花穂に青紫色の小さな唇形花を数個ずつ数段につける。上唇は4裂して立ち上がり、濃い青紫色の線状の斑点がある。下唇は2裂して前方へつきだし、ふちは内側に巻く。花期は9〜10月。
 白い花をつけるものは品種、シロバナヤマハッカ(Isodon inflexus f. leucanthus)と名前がある。

関東西南部〜中部当南部に分布する、よく似たイヌヤマハッカは上唇に線状の斑点がない。
「花図鑑サイクリング日記」より引用


ヤマハッカ(山薄荷)      ヤマハッカ-翼
2010年10月18日 生駒山麓ぬかた園地にて


葉の縁には粗い鋸歯(きょし)があり、葉柄に翼(よく)と呼ばれる張り出した部分があります。

花は唇形花(しんけいか)と呼ばれる形の花で、上唇(じょうしん)は4裂し、下唇(かしん)は舟型、内面には紫色の斑点があります。


じつは山歩きの最中、同じヤマハッカ属のアキチョウジ(秋丁字)と勘違いしてごちゃ混ぜに撮影していました。あとで写真を整理していて違うものだったのに気付いたのでした。^^;

いろんな種類を撮ると、いつも整理するのにパニクってしまいます。
GPSロガーを携帯しておいて良かったです。^^;



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2010年08月04日

Mentha suaveolens
アップルミント (丸葉薄荷)
2010年06月24日 東横堀川遊歩道にて


シソ科 Lamiaceae
ハッカ属 Mentha

フルーツ系のミントに分類されるのアップルミントは甘い芳香を持っていて、ミントの中でも最高の風味と芳香があります。

葉っぱがまるいので別名をマルバミントと呼ばれます。
茎葉に柔らかい毛があるのが特徴で、手触りがとってもいいです。

関西では屋外の越冬可能で、とても元気に育ちます。

種小名suaveolensは、芳香がいいことを意味します。

クリーム色の斑が入ったパイナップルミントは、アップルミントの変種だそうです。
花と緑の小さな図鑑より引用


アップルミント、昔ベランダで栽培していました。
本当に良い香りがします。
斑入りのパイナップルミントも栽培していました。
名前が違うのに同じ香りがして不思議でしたが、今回調べてみて納得!

ところがその頃、アップルミントとそっくり同じ植物がベランダのプランターに自生しましたが、葉の香りがアップルミントとは違います。桜餅のような甘い香りでした。

その植物の正体は20年近く謎のままだったのですが、今回これを見つけたときに同じ香りがすることに気付き、種を調べたくずっと開花を待っていました!


アップルミント (丸葉薄荷)
2010年06月24日 東横堀川遊歩道にて


やはり、アップルミントのようです。^^;

いつもお世話になっている掲示板で教わった結果、

ミント類はとても交雑し易く複数の原種の交雑品種の為、種で殖やすと姿も香りも色々な株が出来るそうです。そのため、香りでの判断はあまり意味がないとのことでした。


Anoplius samariensis
オオモンクロベッコウ
2010年07月02日 東横堀川遊歩道にて


ハチ目
ベッコウバチ科
ベッコウバチ亜科
オオモンクロベッコウ

体長 12〜25mm
分布 北海道,本州,四国,九州,沖縄
出現期 6〜8月
エサ クモ

体色・翅の色が共に黒色で、腹部の第2節に濃いオレンジ色の紋があるベッコウバチ。
他のベッコウバチと同様にクモを狩り、土中に造った巣内で幼虫に与える。
虫ナビより引用



では、ここで問題です!
ある生き物が下の写真の中に隠れています。
さて何でしょう?^^

Misumenops tricuspidatus
ハナグモ♀
2010年06月29日 東横堀川遊歩道にて


クモ目
カニグモ科

和名 ハナグモ
体長 ♂:3〜4mm ♀:6mm
分布 北海道,本州,四国,九州,南西諸島
出現期 4〜10月
エサ 昆虫
コメント ハナグモ科の代表種。
花の近くによく見られ、花に集まる虫を捕食している。
幼体では全身緑色だが、成体では腹背に褐色の斑紋が見られる。
♂では頭胸部および足は赤褐色で腹部の中央付近が緑色になるが、♀では頭胸部および足は緑色で腹部は白っぽい。
近似種にコハナグモ(Diaea subdola)があるが、小型で腹背に2,3対の斑紋がある。
虫ナビより引用


見事なカムフラージュですね〜^^

シソ科ハッカ属も面白いけど、昆虫の世界も不思議いっぱいです〜♪


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2010年07月06日

Monarda fistulosa
モナルダ / 矢車薄荷(ヤグルマハッカ)
2010年06月29日 東横堀川遊歩道にて

モナルダ / 矢車薄荷(ヤグルマハッカ) モナルダ / 矢車薄荷(ヤグルマハッカ)
左:2010年06月28日 右:2010年06月29日


シソ科
モナルダ(ヤグルマハッカ)属
別名:ベルガモット

モナルダとベルガモット、どちらもよく聞き紛らわしいものです
四方に広がるように咲く花の美しい品種(ディディマ)はモナルダやタイマツバナの名で流通し、オレンジに似た香りを持つ品種(フィツローサ)はベルガモットの名前でハーブとして販売されています
現在は交配が進んで区別も曖昧なものになり、まとめてモナルダの名で呼ばれることが多いです
葉は薄めの緑で、株はやや大きくなります


主な品種 主に3系統に分かれます

フィツローサ(fistulosa):通常ベルガモットの名で販売されるハーブです。ワイルドベルガモットとも呼ばれます

ディディマ(didyma):タイマツバナとも呼ばれ赤・紫など豊富な花色が揃います。品種改良も盛んです。よく植えられており写真上もディディマ系の品種です
’ペティットデライト’ディディマ系の園芸品種。30cm前後の矮性種で赤花です。やや花が咲きにくいようです

プンクタータ(punctata):ピンクの苞葉が特徴の原種です
花と緑の植物図鑑より引用



モナルダ / 矢車薄荷(ヤグルマハッカ)
2010年06月29日 東横堀川遊歩道にて


特に派手さは無いけど、優しい雰囲気が良いですね〜♪

家に連れて帰ろうかどうか思案中・・・^^;
半日陰で育ちそうなので、我が家の日当たりの悪いベランダでもOKかも?


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2010年06月27日

Salvia guaranitica A. St.Hill. ex Benth.
サルビア・グラニティカ
2010年06月16日 東横堀川遊歩道にて

サルビア・グラニティカ サルビア・グラニティカ
2010年06月14日 東横堀川遊歩道にて


シソ科
アキギリ属

今にも噛み付きそうな恐い形をしていますが、虫たちにはとても人気者です。
そして、私も大好きです。特に濃い青紫色が♪

黒い萼片が特徴的ですが、緑の萼のも存在するようです。
花期は長く、初夏に咲き始めて晩秋まで咲いています。

メドーセージの名で流通しているようですが、本来はサルビア・プラテンシス(Salvia pratensis)のことなので、本種をそう呼ぶのは誤用のようです。


蒼系を続けてアップできて嬉しい。^^♪


キムネクマバチ <Xylocopa appendiculata>
サルビア・グラニティカ サルビア・グラニティカ
2010年06月14日 東横堀川遊歩道にて


シソ科の花は、撮り方が特に難しいです。^^;



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2010年06月22日

Salvia farinacea
ブルー・サルビア
2010年06月19日 中央区淡路町にて

ブルー・サルビア
2010年06月19日 中央区淡路町にて


シソ科
サルビア属

別名:サルビア・ファリナセア、ケショウサルビア(化粧サルビア)

ブルーサルビアというのは、Salvia farinacea 種のことで、.本来は宿根草ですが耐寒性がないので春播き一年草として扱われます。その花色から、夏花壇によく利用されます。
通常ブルーや藤青色の花がよくつくられますがファリナセア種には白花もあります。花茎が長く伸び、花穂の長さも20?ほどになります。
「365花撰」より引用


ご近所にあるビルの庭園、いつも見事に手入れされていて、1年中色んな花を咲かせて目を楽しませてくれます。^^

マツバウンランに似た模様の花を付けていますが、サルビアの仲間です。
花の形は、マツバウンランよりも同属のチェリーセージに似ていますね。

でも、やっぱこの色は良いなぁ〜 (*^_^*)ドキドキ


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2010年06月17日

Salvia microphylla
サルビア・ミクロフィラ / チェリーセージ
2010年06月12日 久宝寺緑地にて

サルビア・ミクロフィラ / チェリーセージ サルビア・ミクロフィラ / チェリーセージ
2010年05月09日 久宝寺緑地にて


シソ科
サルビア属

別名:チェリーセージ

サルビア・ミクロフィラは、サルビア・グレッギー、サルビア・ヤメンシスなどと共にチェリーセージとして呼ばれているサルビアで、サルビア・グレッギー(Salvia greggii)との違いは、サルビア・ミクロフィラが花冠内の基部付近に一対の突起物があることだそうです。

花期は5月〜10月


サルビア・ミクロフィラ / チェリーセージ サルビア・ミクロフィラ / チェリーセージ
2010年05月09日 久宝寺緑地にて

サルビア・ミクロフィラ / チェリーセージ
2010年06月12日 久宝寺緑地にて


そのなかでも赤白の二色がミックスして咲くものを「ホットリップス」と呼んでいます。時期がずれると色合いが変化します。高い気温だと赤色が多く、気温が下がると白が多く出るようです。真っ白になることもあるようです。


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2010年06月11日

Stachys byzantina K. Koch
ラムズイヤー / ワタチョロギ
2010年06月07日 中之島バラ園にて

ラムズイヤー / ワタチョロギ ラムズイヤー / ワタチョロギ


シソ科
スタキス属(イヌゴマ属)

ラムズイヤーは、シソ科スタキス属の1種で、ヨーロッパ南部、イランに分布する多年草です。全草が銀灰色のやわらかい毛に覆われているのが特徴で、和名のワタチョロギや「羊の耳」という意味の英名も、その形状からつけられました。
匍匐茎を伸ばして広がり、常緑の葉は長さ10cmほどの卵形で独特の色合いと質感をもち、夏に花茎を立ち上げて上部に薄紫色の小花を穂状花序に咲かせます。古くは生葉が虫刺されや湿布薬に利用され、現在では乾燥された花や葉が装飾に用いられますが、日本では昨今のガーデニングブームをきっかけに、花壇やコンテナガーデンなどに使われて急速に普及しました。園芸品種には、花がピンクの‘オリンピカ'、葉がより銀色に近い‘シルバーカーペット'などがあります。
ちなみに、欧米で昔から薬草として用いられてきたベトニー(スタキス・オッフィキナリス、和名カッコウチョロギ)や、日本や中国で地下茎を食用にするチョロギ(スタキス・シーボルディー)なども、ラムズイヤーと同じスタキス属の植物です。
ハーブ植物図鑑より引用


このラムズイヤーは去年初めて出会って、植物の形態の奥深さに驚かされたものでした。葉の形状からはとてもシソ科を想像できなかったのです。

今回、開花に出会えてラッキー!
花を見ると、シソ科であることに納得できました。^^


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2010年06月10日

Nepeta
キャットミント
2010年06月03日 大阪城公園にて

キャットミント
2010年06月05日 大阪城公園にて


シソ科 Lamiaceae
イヌハッカ属 Nepeta

英名:Catmint。

近緑種のキャットニップ(イヌハッカ)/ Nepeta catariaが、猫にたいへん好かれるハーブであることに由来するらしく、キャットミント自体は猫をひきつけることは、ほとんどないみたいです。

ムッシーニ(Nepeta mussinii)、ファッシーニ(Nepeta faassenii)など交雑種も多くて種の同定はとても難しいので、まとめてNepeta属キャットミントとします。

葉を揉んでみましたら、甘くてさわやかなとても良い香りがありました。

近いうちに、ネコちゃんを相手に魅力の程を試してみよう。^^


キャットミント キャットミント
2010年06月03日 大阪城公園にて

キャットミント
2010年06月05日 大阪城公園にて

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