シジュウカラ科

2015年04月13日

Parus varius
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2015/04/12 生駒山麓辻子谷にて Canon PowerShot SX50 HS


シジュウカラ科 Paridae
シジュウカラ属 Parus
ヤマガラ P. varius

全長13-15センチメートル。頭部は黒い羽毛で被われ、額から頬、後頸部にかけて明色斑が入る。下嘴基部(腮)から胸部にかけて黒い帯模様が入る。尾羽の色彩は黒褐色。初列風切や次列風切の色彩は黒褐色で、羽毛の外縁(羽縁)は青みがかった灰色。雨覆や三列風切の色彩は青みがかった灰色。
嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は青みがかった灰色。
卵は白い殻で覆われ、淡褐色や青みがかった灰色の斑点が入る。

標高1,500メートル以下にある常緑広葉樹林や落葉広葉樹林に生息する。和名は山に生息する事に由来するが、山地から平地にかけて生息する。標高1,000m以上の場所に生息する個体は、冬季になると標高の低い場所へ移動する。同科他種と混群を形成する事もある。
食性は雑食で、昆虫、クモ、果実などを食べる。主に樹上で採食し夏季は主に動物質を、冬季は主に果実を食べる。堅い果実は後肢で挟み、嘴でこじ開けて中身を食べる。また樹皮などに果実を蓄える事(貯食)もある。
繁殖形態は卵生。樹洞にコケなどを組み合わせた内部に獣毛などを敷いた皿状の巣を作り、3-6月に3-8個の卵を産む。メスが抱卵し、抱卵期間は12-14日。雛は孵化してから18-20日で巣立つ。
ウィキペディアより引用


日本では、本種専用の「ヤマガラかご」を使い平安時代には飼育されていた文献が遺されている。学習能力が高いため芸を仕込む事もでき、覚えさせた芸は江戸時代に盛んに披露された。特におみくじを引かせる芸が多く、1980年ごろまでは神社の境内などの日本各地で見られた。そのため年輩者には本種はおみくじを引く小鳥のイメージが強いが、おみくじ芸自体は戦後になってから流行し発展してきたもので、曲芸は時代の変化とともに変遷してきた事が記録から読み取れる。しかし鳥獣保護法制定による捕獲の禁止、自然保護運動の高まり、別の愛玩鳥の流通などにより、これらの芸は次第に姿を消してゆき、1990年頃には完全に姿を消した。このような芸をさせるために種が特定され飼育されてきた歴史は日本のヤマガラ以外、世界に類例を見ない。
ウィキペディアより引用


ヤマガラ さえずり


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2015/04/12 生駒山麓辻子谷にて Canon PowerShot SX50 HS


近鉄石切から生駒山頂に向かうハイキングコースのひとつに「辻子谷コース」があり、登りはこのコースが私の定番になっています。そして登りはじめのこのあたりに来るとカメラもまだザックの中に入ったままなのに、頭上の電線あたりからさえずりが聞こえてきます。今回はヤマガラでした。

撮影時には気付かなかったのですが、この子、髭が生えてる!(笑)
きっと巣作りの最中だったのでしょう。少し前に、シジュウカラの巣作りを観察したところだったのですぐに分かりました。おそらく獣毛だと思いますが、何処から集めてくるのでしょうね。上手く見つけるものだと感心してしまいます。


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syousuke0202 at 23:47コメント(2)トラックバック(0) 
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