シジュウカラ

2015年04月01日

Parus minor ♀
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2015/03/30 大阪城公園 大阪早稲田の森にて Canon PowerShot SX50 HS


シジュウカラ
以前から、石垣や樹洞 ( じゅどう:樹皮がはがれて木のなかが腐るなどして隙間が開き、できた洞窟状の空間 ) 付近でよく見かけるなぁと思ってたら、3cmほどしかない石垣の狭い隙間に入っていくところを目撃しました。
樹洞への出入りは採餌のためかと思ってたのですが、石垣の隙間は営巣しかないと思い、しばらく観察していました。


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いったん隙間に入っても、数秒から数十秒で出てきます。そして、1〜2分で戻ってきます。かなり頻繁に出入りしているようでした。しかし私が側で観察していたので警戒したのでしょうね、なかなか戻ってこなくなったのです。よく見てると、石垣の隙間から少し離れた木の枝にとまってこちらの様子をうかがっているようです。

これはかなりのストレスを与えてしまってると分かったので、その場から行ったん立ち去りました。そして、しばらくしてから戻ってみて、先ほどよりは距離をとって観察してみました。どうも、メスだけが出入りしているようです。雛に餌を運んでいるのかと思ったのですが、どうも巣作りをしていたのではないかと思われます。





シジュウカラとは
シジュウカラ Parus major

•森林を主な生息地とするが、点在する緑地も利用することができるため、都市においても生息が可能な野鳥。

•都市生態系の高次捕食者なので生態系の指標となる。

•繁殖期に樹木の食葉性昆虫を多く消費するため、昆虫の個体数を制限している。→生物防除

<繁殖期の様子>
「巣作り」(3月下旬から4月上旬)・・・メスが1週間かけて作る。材料はコケ、毛糸、犬の毛など。
「産卵」(4月中旬〜)・・・1腹卵数は4から12だが、8から10が普通。
「抱卵」・・・孵化日をそろえるために、全部の卵を産み終わってから抱卵。
「孵化」・・・抱卵から13日から14日で孵化。数時間から1〜2日で全て孵化する。
「巣立ち」・・・孵化後18日から20日で巣立ち。孵化後も2週間から1ヶ月は親鳥と共に生活する。
万博記念公園 webサイトより引用


多くの人が行き来する公園に居る鳥なので人に馴れているものと勝手に思い込んでいましたが、やはり野鳥を観察するときは、あまり近づきすぎてはいけないのだと反省しました。特に営巣時などにストレスを与えるのはご法度ですね。^^;


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syousuke0202 at 20:10コメント(2)トラックバック(0) 
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