サイヨウシャジン

2010年10月29日

Adenophora triphylla var. japonica
ツリガネニンジン(釣鐘人参)
2010年10月18日 生駒山上付近にて


キキョウ科 Campanulaceae
ツリガネニンジン属 Adenophora
サイヨウシャジン A. triphylla
変種 : ツリガネニンジン var. japonica

花茎の高さは30cmから100cmになり、葉は茎に3枚から5枚輪生し、稀に互生または対生する。茎につく葉の形は楕円形から披針形で、やや厚みがあってつやがない。縁は鋸歯状を呈する。

花期は8月から10月頃で、淡紫色の下を向いた鐘形の花を咲かせ、数段に分かれて葉と同じように茎に輪生する枝の先に少数ずつをつける。花のがく片は糸状で鋸歯があり、雌しべは花から突出する。

日本では、北海道、本州、四国、九州に、アジアではカラフト、千島列島に分布し、山地の草原、林縁や草刈などの管理された河川堤防などに自生する。

春の若い芽は、山菜のトトキとして食用にされる。
ウィキペディアより引用


ツリガネニンジン(釣鐘人参) ツリガネニンジン(釣鐘人参)
2010年10月18日 生駒山上付近にて


基本変種はサイヨウシャジン(var. triphylla)で、花弁がやや細い壺型であること、花柱が長く突き出すことで区別される。本州では中国地方、九州、琉球列島に、また国外では中国、台湾に分布する。

中部地方の高山や北海道には高山植物的になったものがあり、ハクサンシャジン、あるいはタカネツリガネニンジン(var. hakusanensis Kitam.)という。

四国の一部の蛇紋岩地帯には背丈が低く、葉が線形で花が小柄なものがあり、オトメシャジン(var. puellaris Hara)と呼ばれる。
ウィキペディアより引用


ツリガネニンジン(釣鐘人参)
2010年10月18日 生駒山上付近にて


生駒山上にテレビの電波塔が立ち並ぶ区域があり、その一角に群生していました。
手入れされている場所ではないが造成地なだけに植えられたものなのか自生なのか曖昧ですが、他では目に付きませんでした。

以前、近縁種のソバナと出会ったときに本種との違いを写真で検討しましたが実物を眼にすると違いが一目瞭然でした。雌しべが長い!^^



syousuke0202 at 20:38コメント(4)トラックバック(0) 
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