カラマツソウ属

2014年08月11日

Thalictrum aquilegifolium var. intermedium
DSC_0766-tri
2014/07/20 上高地にて Nikon1 J3 & 10mm f/2.8


DSC_0765-tri1 DSC_0765-tri2
全体                           葉の部分をトリミング


キンポウゲ科 Ranunculaceae
カラマツソウ属 Thalictrum
カラマツソウ T. aquilegiifolium

カラマツソウ(落葉松草、唐松草) はキンポウゲ科カラマツソウ属の宿根草。北海道から本州の山地〜高山帯の草地に自生する高山植物。日本固有種である。花がカラマツの葉の付き方に似ているのでこの名前が付いた。
高さは50-150cm。葉は根本から出て、二回ないし三回羽状複葉。小葉は長さ2-3cmで楕円形。花期は6-8月、根本から高く伸び上がる花茎を出し、その先に複散房花序の形で直径1cmほどの白色の花を多数つける。花弁はなく、白い花は雄しべの集まりである。
ウィキペディアより引用


DSC_0871-tri DSC_0770-tri

カラマツソウの仲間は花弁が無く、残っているガクも開花すると直ぐ落ちてしまうようで、細長い雄しべだけが目立ちます。その花の形が唐松の葉に似ているのでカラマツソウの名が付けられたそうです。

このカラマツソウの花序には、花弁は無く萼片も開花後すぐに落ちてしまうのにたくさんの昆虫が集まってきていました。目立つおしべが早く落ちる萼片に代わって昆虫を誘引する器官となっているようです。

目立つ花糸が昆虫を視覚で誘引し、報酬として花粉を与えるというパターンなのでしょう。数多くの昆虫は集まっていましたが、噛む口を持っている甲虫類ばかりで、吸う口しかない鱗翅目 (チョウ・ガ) は居ませんでした。


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syousuke0202 at 23:10コメント(0)トラックバック(0) 
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