ウルシ属

2015年05月18日

Toxicodendron succedaneum (L.) Kuntze
Rhus succedanea L.

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2015/05/16 大阪城公園 飛騨の森 Canon PowerShot SX50 HS


ウルシ科 Anacardiaceae
ウルシ属 Toxicodendron
ハゼノキ T. succedaneum
synonym Rhus succedanea L.

雌雄異株の高木で、樹高は10mほどになる。樹皮は灰褐色から暗赤色。
葉は奇数羽状複葉で9-15枚の小葉からなる。小葉は長さ5-12cmの披針形で先端が尖る。表面は濃い緑色で光沢があるが、裏面は白っぽい。表裏ともに毛がない点で、日本に古来自生するヤマハゼと区別できる。秋に紅葉する。
花は円錐花序で、5-6月頃に黄緑色の小さな花を咲かせる雄花、雌花ともに花弁は5枚雄花には5本の雄しべがある。雌しべは3つに分かれている
秋に直径5-15mmほどの扁平な球形の果実が熟す。果実の表面は光沢があり無毛。未熟果実は緑色であり、熟すと淡褐色になる。中果皮は粗い繊維質で、その間に高融点の脂肪を含んだ顆粒が充満している。冬になると、カラスやキツツキなどの鳥類が高カロリーの餌として好んで摂取し、種子散布に寄与する。種子は飴色で強い光沢があり、俗に「きつねの小判」、若しくは「ねずみの小判」と呼ばれる。

果実を蒸して圧搾して採取される高融点の脂肪、つまり木蝋は、和蝋燭、坐薬や軟膏の基剤、ポマード、石鹸、クレヨンなどの原料として利用される。 日本では、江戸時代に西日本の諸藩で木蝋をとる目的で盛んに栽培された。 また、江戸時代中期以前は時としてアク抜き後焼いて食すほかすりつぶしてこね、ハゼ餅(東北地方のゆべしに近いものと考えられる)として加工されるなど、飢救作物としての利用もあった。現在も、食品の表面に光沢をつけるために利用される例がある。
木材は、ウルシと同様心材が鮮やかな黄色で、工芸品、細工物などに使われる。
ウィキペディアより引用


以前ハゼノキの紅葉を撮って以来ずっと花を撮りたかったが、目立たない花のため毎年花期を逃してしまい今回まで開花時期に出会うことが無かった。今回、鳥見に立ち寄ったついでに確認してみたら上手い具合に開花に出くわしたのです。ラッキーでした。^^;

なんせ、目立たない花なので、遠目ではまったく気付く事ができません。そばまで近寄って初めて気付く始末です。この場所はちょっと石垣を登らないといけないのでなかなかそばまで近寄らずに通り過ぎていたのでした。ずぼらはいけませんね。^^;



雄花(雄株)
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2015/05/16 大阪城公園 飛騨の森 Canon PowerShot SX50 HS

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2015/05/17 大阪城公園 飛騨の森 CANON IXY DIGITAL L2
雄花はめしべが退化してるようですが、葯は黄色くなって花粉をいっぱい含んでるのが見てとれます。



雌花(雌株)
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2015/05/16 大阪城公園 飛騨の森 Canon PowerShot SX50 HS

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2015/05/17 大阪城公園 飛騨の森 CANON IXY DIGITAL L2
雌花には退化したおしべが残ってるようです。


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syousuke0202 at 23:14コメント(4)トラックバック(0) 
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