アオイ科

2010年09月06日

Hibiscus coccineus
モミジアオイ(紅葉葵)
2010年08月27日 京橋にて


アオイ科 Malvaceae
フヨウ属 Hibiscus

アオイ科の宿根草。別名は、紅蜀葵(こうしょっき)。

北米原産。背丈は1.5〜2mくらいで、ハイビスカスのような花を夏に咲かせる。茎は、ほぼ直立する。触ると白い粉が付き、木の様に硬い。同じ科のフヨウに似るが、花弁が離れているところがフヨウと違うところ。

和名のモミジアオイは、葉がモミジのような形であることから。
ウィキペディアより引用


モミジアオイ(紅葉葵) モミジアオイ(紅葉葵)


5弁花で花びらは細くて重なりません。花びらの広いものを見かけることがありますが同属のアメリカフヨウとの雑種のようです。

朝咲いてその日の夕方にはしぼんでしまう短命な一日花ですが、蕾の数も多くシーズン中は次々に咲き続けるようですね。^^

モミジアオイ(紅葉葵)

このモミジアオイも大好きな花で、今年も咲くのを楽しみにしていました。^^

葉だけみてると、ほんまモミジそっくりです〜♪


syousuke0202 at 01:17コメント(2)トラックバック(0) 

2010年08月24日

Gossypium
ニホンメン(和綿)
2010年08月14日 八尾久宝寺緑地にて


綿(ワタ):アオイ科ワタ属の総称

アオイ目 Malvales
アオイ科 Malvaceae
ワタ属 Gossypium

アオイ科の属の一つ。約40種の多年草からなる。世界各地の熱帯または亜熱帯地域が原産。子房が発達して形成される朔果 (ball) の内部の種子表面からは白い綿毛が生じ、これを繊維として利用するため栽培される。この繊維は綿として利用される。

また、繊維を採取した後の種子から取られた綿実油は、食用油として利用される。油の絞りかすにはポリフェノールのゴシポールが含まれており、有毒であるが、中国では男性用の経口避妊薬として用いられている。


栽培種には4大種と呼ばれる相互に異なる野生種に由来する栽培種の系統がある。これらは相互には交配できないとされる。

オーストラリア野生綿 G. sturtianum n=13 オーストラリア
アジア綿 G. arboreum、G. herbaceum n=13 アジアおよびアフリカの野生種と栽培種 アメリカ野生綿 G. armourianum n=13 北米西南およびガラパゴス島
アメリカ栽培綿 G. hirsutum n=26 北米、南米、アフリカ、太平洋諸島
ウィキペディアより引用


ワタの原産地は、主に熱帯及び亜熱帯の比較的乾燥した地域と考えられている。このうち、栽培種は、「栽培アジア綿」と総称される2倍体種(n=13)のG.herbaceumとG.arboreum、「陸地綿」と呼ばれる4倍体種(n=26)のG.hirsutum、G.barbadenseである。

現在世界的に栽培されているおよそ90%は、G.hirsutumである。
除草剤グリホサート耐性ワタMON88913系統の安全性評価(案)より引用


なんか、簡単に考えていたけど、ワタ(綿)って難しい!^^;
染色体数が違うことで4大種の交配は出来ないということのようです。

そして、世界で栽培されている綿の90%は「アメリカ栽培綿」と言う事になり、10%に満たないのが「アジア綿」ということかな?

更にはその「アジア綿」の中に、江戸時代初期から栽培が定着し昭和20年代までは全国に約200種もあった日本在来の和綿(ニホンメン)も含まれるようですが現在は絶滅に瀕しているようです。


で、アジア綿は真ん中がエンジ色で全体が少し濃いクリーム色の花が咲くそうです。
本種は、日本在来の和綿と思われますが、種の同定を諦め、ワタ属ということに留めておきます。


ニホンメン(和綿) ニホンメン(和綿)
2010年08月14日 八尾久宝寺緑地にて

一日花で、しぼむ頃にはピンク色に変ります。


ニホンメン(和綿)
2010年08月14日 八尾久宝寺緑地にて


日常的に親しみのある綿花なのに、品種に関しては謎だらけです。^^;


syousuke0202 at 02:29コメント(0)トラックバック(0) 

2010年08月02日

Hibiscus mutabilis
フヨウ(芙蓉)
2010年07月30日 京阪天満橋付近にて

フヨウ(芙蓉) フヨウ(芙蓉)
2010年07月30日 京阪天満橋付近にて


アオイ科 Malvaceae
フヨウ属 Hibiscus

原産地は中国で、台湾、沖縄、日本の九州・四国に自生する。日本では関東地方以南で観賞用に栽培され、7〜10月始めにかけてピンクや白で直径10〜15cm程度の花をつける。幹は高さ1.5〜3m。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花する。

同属のムクゲと同時期に良く似た花をつけるが、直線的な枝を上方に伸ばすムクゲの樹形に対し、本種は多く枝分かれして横にこんもりと広がること、葉がムクゲより大きいこと、めしべの先端が曲がっていること、で容易に区別できる。

葉は互生し、表面に白色の短毛を有し掌状に浅く3〜7裂する。 花は他のフヨウ属と同様な形態で、花弁は5枚で回旋し椀状に広がる。先端で円筒状に散開するおしべは根元では筒状に癒合しており、その中心部からめしべが延び、おしべの先よりもさらに突き出して5裂する。果実はさく果で、毛に覆われて多数の種子をつける。寒地では冬に地上部は枯れ、春に新たな芽を生やす。
ウィキペディアより引用



フヨウ(芙蓉)
2010年07月30日 京阪天満橋付近にて


私はフヨウ、ムクゲと見間違えないでね〜

と、言いながらへそ(雌しべ)を曲げているように見えます。^^;

パッと見、本当に花はよく似ていますが違いが分かりやすい〜☆

葉っぱもでかいし♪


フヨウ(芙蓉)
2010年07月30日 京阪天満橋付近にて




<2014/09/10 追記>
大阪城公園 早稲田の森のフヨウです。
上記のフヨウと同様に真夏にも暑さに負けず咲き誇っていたのですが、昨年あたりから夏真っ盛り(猛暑期)には咲かなくなりましたが、9月に入って少しだけ猛暑が落ち着くとまた咲き出しました。暑さに強い印象でしたが、猛暑には弱いようです。^^;

お盆の頃までは蕾も無かったのに、今はたくさん付いてます。^^
DSC_2906
2014/09/08 大阪城公園 早稲田の森にて EOS kissDigital x EF 35-135 USM F4-5.6



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syousuke0202 at 00:30コメント(0)トラックバック(0) 

2010年08月01日

Hibiscus syriacus
ムクゲ(木槿)
2010年07月07日 大阪城公園にて


アオイ科 Malvaceae
フヨウ属 Hibiscus

落葉低木。 庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。 大韓民国の国花。

夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつける。 薬用のほか、鑑賞用に多くの品種がある。

根が横に広がらないため、比較的狭い場所に植えることができる。 刈り込みにもよく耐え、新しい枝が次々と分岐する。そのため、庭の垣根に利用されることもある。 自然樹形は箒(ほうき)を逆さにしたようになる。 栽培されているものはよく剪定されてしまうため、高さは3-4mくらいのものが多く、灌木であると誤解されるが、放置すると10m以上の樹高になり、桜の木よりすこし小さいくらいの大きさになる。

花期は7-10月。花の大きさは10-18cmほど。 花芽はその年の春から秋にかけて伸長した枝に次々と形成される。 白居易(白楽天)の詩の誤訳から一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2-3日。八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる。

原産地は中国ともいわれている。中緯度の世界中の国々で栽培されている。 日本国内では、奈良県熊野川沿いに野性化したムクゲの一部が自生しているとの報告がある。
ウィキペディアより引用


ムクゲ(木槿) ムクゲ(木槿)
左:2010年07月04日 大阪城公園にて  右:2010年07月04日 大阪城公園にて

ムクゲ(木槿) ムクゲ(木槿)
左:2010年07月21日 大川桜ノ宮左岸にて  右:2010年07月07日 大阪城公園にて


タチアオイ、ムクゲ、フヨウは、ハイビスカス(仏桑花)の仲間で、どれもとてもよく似ています。以前は見分けがつかなかったけど最近やっと分かるようになって来ました。^^

ムクゲが咲くと夏本番って感じがします。


Xylocopa
ムクゲ(木槿)
2010年07月15日 大阪城公園にて

今年は、クマバチをよく見かけるなぁ〜
去年より、絶対に増えていると思う・・・^^;


syousuke0202 at 08:06コメント(2)トラックバック(0) 

2010年07月05日

Hibiscus rosa-sinensis
ブッソウゲ (仏桑花)/ ハイビスカス
2010年06月27日 内平野町にて


アオイ科 Malvaceae
フヨウ属 Hibiscus

ブッソウゲはハイビスカスと呼ばれることも多い。英語では Chinese hibiscus 、また学名でも rosa-sinensisと呼ばれるように、中国南部あるいはインド洋諸島原産であるといわれる常緑低木である。ハワイでは生垣などに、最もポピュラーに植栽される低木であり、南国をイメージさせる花である。鉢植えなどで親しまれており、改良されて赤以外にもピンクや朱色、黄色の品種も開発されている。花期は7月から10月。日本では、日本の露地では越冬できない。
植物生態研究室(波田研)より引用


近所のビルの玄関両側にとても大きな鉢に植えられていました。
すぐにハイビスカスと思ったものの、南国の花が大阪に・・・
露地植えで越冬できないのは当然としても、とても動かせそうな鉢ではなさそうだったけど、夏が終わっても無事に過ごせるのかなぁ・・・^^;


ブッソウゲ (仏桑花)/ ハイビスカス
2010年06月27日 内平野町にて

ハイビスカス属の植物同士の交雑によって誕生した雑種と考えられているようで、熱帯〜亜熱帯地方で広く栽培されているとのことです。

沖縄では、グソーバナ(後生花・来世、あの世の花の意味)とも呼ばれて墓地に植栽され、仏花として用いられているそうです。

なるほど、ブッソウゲ (仏桑花)のネーミングにもうなづけます。^^



syousuke0202 at 23:31コメント(0)トラックバック(0) 

2010年06月25日

Althaea rosea
タチアオイ(立葵、学名)
2010年06月12日 久宝寺緑地にて

タチアオイ(立葵、学名) タチアオイ(立葵、学名)
2010年06月12日 久宝寺緑地にて


アオイ科 Malvaceae
ビロードアオイ属 Althaea

以前、中国原産と考えられていたが、現在はビロードアオイ属(Althaea)のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種(Althaea setosa ×Althaea pallida)とする説が有力である。

日本には、古くから薬用として渡来したといわれている。

花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。草丈は1〜3mで茎は直立する。 花期は、6〜8月。花は一重や八重のもあり、色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩である。花の直径は品種によるが大きなものでは10cmくらいである。本来は宿根性の多年草であるが、品種によっては一年草でもある。
ウィキペディアより引用


タチアオイ(立葵、学名)
2010年06月12日 久宝寺緑地にて


タチアオイが咲き出すと夏〜☆

もちろん夏の花なので当たり前なのですが、僕の頭にはそのように強くイメージが浮かんでくるのです。^^♪


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お気に入りのカメラを連れて、大阪城公園を中心にジョグ&ウォーキングしてます。たまには遠出もします。そして何か目新しいものがある度にパシャ!

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