2015年02月08日

Carduelis sinica
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2015/01/31 豊国神社南側にて Canon PowerShot SX50 HS

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2014/06/01 大阪城公園 飛騨の森にて Canon PowerShot SX50 HS


アトリ科 Fringillidae
ヒワ属 Carduelis
カワラヒワ C. sinica

全長13.5cm。全身黄色味のある褐色で、尾は魚尾型をしています。褐色の鳥に見えますが、飛翔時の翼の黄色帯は鮮やかでよく目立ちます。
「キリコロロ キリキリコロコロ ビィーン」などと聞こえる声でさえずります。食べ物はタデ類、イネ科植物、オオブタクサ、など草の種子が主。雛へは昆虫の幼虫を多く与えていますが、成鳥が好むのは草の種子。
日本では北海道から九州までの低山地・平地で繁殖する他、小笠原諸島にも分布しています。巣は林ばかりではなく、街路樹、庭木などにもよく造られています。
北海道以北で繁殖するものが、関東地方以西には冬鳥として渡来しています。
繁殖後は草地の広い、河原でみられることが多いので、この名があります。
サントリーの愛鳥活動より引用

鳴き声: さえずり 地鳴き サントリーの愛鳥活動 website


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2015/01/31 豊国神社南側にて Canon PowerShot SX50 HS


全国的に身近に見られる留鳥ということなのに2回しか撮影したことがなく、ほとんど見たことがないというのが本音です。冬鳥であるジョウビタキの方が頻繁に見てます。これはきっと出会えてないのではなく、自分に観察眼が無くて見つけることが出来てないだけなのでしょう。たぶん遠目にはスズメと変わらないので見落としてるのだと思います。

しかし、初めて目視したときは驚きました。
遠目にはスズメなのに、まったく違う風貌で、可愛いというよりもミステリアスな感じ!
今後はしばらく意識してカワラヒワを追いかけてみよう。
意識しないといけない鳥が増えてきました。(笑)

ちなみに英名の "Oriental Greenfinch" は、東洋にいる緑色のアトリ類の意味。種小名sinicaは支那(中国)の意味だそうです。


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Emberiza spodocephala
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2015/02/07 豊国神社南側にて Canon PowerShot SX50 HS


ホオジロ科 Emberizidae
ホオジロ属 Emberiza
アオジ E. spodocephala

インド北部、中華人民共和国、台湾、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ネパール、ブータン、ロシア南東部
夏季に中華人民共和国、ロシア南東部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下し越冬する。日本では亜種アオジが北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬する。また少数ながら基亜種が越冬(冬鳥)や渡りの途中(旅鳥)のため、主に本州の日本海側や九州に飛来する。

全長14-16.5 cm。体重16-25 g。上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞が入る。中央部2枚の尾羽は赤褐色。外側の左右5枚ずつは黒褐色で、最も外側の左右2枚ずつは白い。
上嘴は暗褐色、下嘴の色彩は淡褐色。後肢の色彩は淡褐色。
オスは眼先や喉が黒い。

開けた森林や林縁に生息する。非繁殖期には藪地などにも生息する。非繁殖期には群れを形成することもあるが、単独でいることが多い。用心深い性質で、草むらの中などに身を潜める。
植物の種子や昆虫類を食べる。地上で採食する。
繁殖形態は卵生。地表や低木の樹上に植物の茎や葉を組み合わせたお椀状の巣を作り、5-7月に1回に3-5個の卵を産む。抱卵期間は14-15日で、雌が抱卵し、雛は孵化してから12-13日で巣立つ。雄は繁殖期に縄張りをもち、高木の上などの高所でさえずる。
ウィキペディアより引用


鳴き声: さえずり 地鳴き サントリーの愛鳥活動 website


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2015/02/07 豊国神社南側にて Canon PowerShot SX50 HS


昨年から出会いたいと思い続けていたんですがなかなか出会えず、警戒心の強い鳥のようなので、たぶん近くにいてもよう見つけれなかったのでしょう。^^;

今シーズン、たぶんアオジと思われる鳥とは数少ないながら何度か出会っているのに、残念ながら撮れたのは初めてです。上手く撮れなかったけど、こういうのは嬉しいね。^^

青といっても蓬(よもぎ)色なので、森の中では見事なカムフラージュで、私のような鳥見初心者には手ごわい相手です。しかし、きれいな鳥です。ぜひまた出会ってみたい。

ちなみに和名のアオは緑色も含めた古い意味での青の意でオスの色彩に由来するそうです。青色の和名にはオオルリ、ルリビタキなどのように瑠璃色が用いられているようです。


<追記>
2015年04月20日 アオジ♂  至近距離で出会いました。^^


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2015年02月02日

Ficedula parva 
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2015/02/01 大阪城公園 大阪早稲田の森にて Canon PowerShot SX50 HS

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2015/02/01 大阪城公園 大阪早稲田の森にて Canon PowerShot SX50 HS
喉に黄色味が無く、大雨覆い羽縁の白い斑がラインになっているので若鳥(性別不明)のようです。


ヒタキ科 Muscicapidae
キビタキ属 Ficedula
オジロビタキ F. parva

ヨーロッパ東部からロシア、シベリア、カムチャッカ半島までのユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、冬期はインドや東南アジア方面に渡り越冬する。
日本では旅鳥または冬鳥として渡来するがまれである単独で観察されることが多い日本で越冬する個体は少なく、ほとんどが雌か若鳥である。

全長約12cm。雄は上面が灰褐色で、尾羽は黒褐色だが外側は白い。喉は澄色。胸は灰白色で腹から尾筒にかけてはやや汚れた白色。雌は上面が淡い灰褐色で、喉は淡色である。嘴は雌雄とも黒色。

針葉樹林や広葉樹林に平地から山地まで生息する。森林内の開けた場所や、明るい森林の樹洞などに枯れ葉や草で巣を作り、5〜6月に4〜7個の卵を産む。雌だけが12〜13日卵を温める。なお日本では繁殖しない。飛翔昆虫類などの節足動物を捕食するが、キビタキ属では珍しく地上で捕食することが多い。その他、木の実も採食する。
木の枝等にとまっている時に、尾をよく上下に振る。
地鳴きは小さい声で「ジッ ジッ ジッ」、「ビティティティ」など。繁殖期には「チュ、チュ、ピッピー」などとさえずる。
ウィキペディアより引用

鳴き声: さえずり 地鳴き バードリサーチ鳴き声図鑑 website


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冬鳥として全国で観察されるようですが数が少なく、なかなか出会うことのできない鳥だそうです。今回出会えて撮影できたのはとてもラッキーでした。^^

スズメより小さな鳥で、枝にとまったとき尾を上下に動かすしぐさが印象的だったのですぐにカメラを構えたのですがすぐに飛び去ってしまいました。するとこんどはジョウビタキのオスが現れたので、この場所にはいろんな鳥が来ると喜んでいたら、じつはジョウビタキがオジロビタキを追い回していたのです。

縄張りにたいする行動なのでしょうか、しばらくするとオジロビタキが戻ってくるのですが、そうするとまたジョウビタキが追いまわすのです。いつもならジョウビタキを見つけると嬉しいのですが、今日に限ってはジョウビタキが悪者に見えてしまいました。^^;


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ヒタキ科の仲間は、森林に住み、枝の上に止まり、飛ぶ虫に向かって飛び上がり空中で捕食し、元の枝に戻る「ヒタキ型」給餌をするのが普通と思っていたのですが、このオジロビタキは地上でも捕食することも多いようです。

ジョビ子ちゃんに似た可愛い鳥でした。^^


<2016/01/16 追記>
日本には、次の2亜種が渡来するとされる。
オジロビタキ(学名アルビシラ Ficedula albicilla)
ニシオジロビタキ(学名パルーバ Ficedula parva)

下クチバシの色味が黒っぽいのがオジロビタキ、淡い肉色がニシオジロビタキらしいです。今回出会ったのはニシオジロビタキのようです。


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2014年10月13日

Leiothrix lutea
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2014/09/27 生駒山麓 ぬかた園地にて Canon PowerShot SX50 HS


目:スズメ目 Passeriformes
科:チメドリ科 Timaliidae (ヒタキ科とする説もあり)
属:Leiothrix
種:ソウシチョウ L. lutea

外来生物法で特定外来生物に指定されており、「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種の1種。

インド北部、中国南部、ベトナム北部、ミャンマー北部に自然分布。日本、ハワイ等に移入。
日本国内では「かご抜け鳥」とも呼ばれる外来種で、留鳥として住み着いている。現在、関東、東海、近畿、中国、四国、九州の各地で繁殖が確認されており 、関東では筑波山、近畿では六甲山系、九州では九重山系によく見られる。なお日本以外ではハワイ諸島で観賞目的で放鳥されたことがある。

全長がスズメと同じくらいの14-15 cmほど。背面の羽毛は暗緑色。眉斑から頬は薄い黄色、咽頭部の羽毛は黄色で胸部は濃いオレンジ色、翼に黄色と濃い赤の斑紋がある。
幼鳥の嘴は黒いが、成長に伴い赤くなる。体色に雌雄の別はないが、メスの体色はオスのそれより幾分薄くなる。

ササ類の繁茂する標高1,000 m以下の常緑広葉樹林、落葉広葉樹林に生息する。またこういった藪の中に営巣し、越冬期は標高の低い地域に移動し、主に竹林や笹藪に生息し小群をなす。カラ類との混群をなすこともある。
食性は雑食で、昆虫類、果実、種子等を食べる。
繁殖形態は卵生で、1回に3個の卵を産む。
ウィキペディアより引用


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2014/09/27 生駒山麓 ぬかた園地にて Canon PowerShot SX50 HS

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2014/05/06 生駒山麓 ぬかた園地にて Canon PowerShot SX50 HS


今年の春(5月)、この鳥に初めて出会いました。
ウグイスのさえずりの聞こえるところで別の鳥のさえずりが聞こえるので、どんな鳥なのかと声の聞こえる茂みをじっと眺めているとようやく見ることが出来ました。綺麗な鳥です。
しかし、どうもこのソウシチョウという鳥はもともと日本にはいなかった鳥らしく、飼われていた鳥が逃げ、もしくは故意で放鳥したことにより野生化し、山間部を中心に生息域を拡大している状態だそうで、環境省に指定外来生物とされています。

このチメドリ科の鳥たちはアジアを代表する鳥だということです。この鳥たちには何の罪もないのに、人為的な行いによってこのような結果になってしまったということがとても残念です。在来の鳥たちへの影響少なく共存できることを願わずにはおれません。




『さえずり』 2014/05/06 生駒山麓 ぬかた園地にて 



『地鳴き』 2014/09/27 生駒山麓 ぬかた園地にて



ちなみに特定外来生物に対しては次のような規制があり、違反すると罰せられます。

特定外来生物で規制される事項



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2014年09月21日

Luscinia cyane
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2014/09/21 大阪城公園飛騨の森にて Canon PowerShot SX50 HS

科:ツグミ科 Turdidae
属:Luscinia
種:コルリ L. cyane

インド北東部、インドネシア(スマトラ島、ボルネオ島)、カザフスタン、カンボジア、シンガポール、タイ、大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ネパール、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー南部、ラオス、ロシア南東部
夏季に中華人民共和国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部や東南アジアへ南下し越冬する。日本では繁殖のため北海道、本州中部以北に飛来(夏鳥)する。

全長14cm。
オスの成鳥は上面は暗青色、下面が白い羽毛で覆われる。種小名cyaneは「暗青色の」の意。体側面は青みがかる。眼先から胸部体側面にかけて黒い筋模様が入る。メスは上面と胸部が緑褐色腹部が白い羽毛で覆われる。多くの個体は肩羽や腰、尾羽が青みがかる
ウィキペディアより引用

鳴き声: さえずり 地鳴き バードリサーチ鳴き声図鑑 website



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2014/09/21 大阪城公園飛騨の森にて Canon PowerShot SX50 HS

低山地から亜高山帯にかけてのササなどの下草が生い茂った落葉広葉樹林や混交林に生息する。群れは形成せず単独で生活する。
食性は動物食で、主に昆虫類を食べる。主に地表で獲物を捕食する。
繁殖形態は卵生。繁殖期に縄張りを形成する。倒木の下などに枯葉や根などでお椀状の巣を作り、5-7月に1回に4-6個の卵を産む。メスのみが抱卵する。ジュウイチに托卵の対象とされることもある。(ウィキペディアより引用)



夏鳥が南国で冬を迎えるための渡りの時期を迎えたようです。大阪城公園はその長旅の中継地点。きっと鳥たちにとってはオアシスなんでしょう。どのくらいの期間滞在するのかは知りませんが、そのおかげで都会の真ん中にも関わらず、大阪城公園では多くの渡り鳥を見ることが出来ます。去年の秋に超望遠撮影のできるCanon PowerShot SX50 HSを手に入れて秋の渡りは2度目を迎えました。去年、『ノゴマ』と出合ったのがつい先日のようです。

そのノゴマと出合った同じ場所で、今年はコルリに出会いました。
今年春の渡りの時期にオオルリとは出会えましたが、コルリには出会えなかったのでとても嬉しい!
ただ、光量不足の藪に潜む鳥を撮るのは本当に難しいです。ISO1600まで上げてるのでかなり画像が粗い。明るいレンズで撮りたいですね。^^;


<2015/08/24 追記>
この記事のタイトルを「コルリ(小瑠璃) 雌」としてましたが、間違っていたようなので訂正しました。トップの写真はオス若のようです。すみません訂正いたします。また、間違いにお気付きの方がいらっしゃいましたら、その旨ご指摘いただければ幸いです。m(_)m


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2014年03月10日

Phoenicurus auroreus Pallas
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2014/02/26 ジョウビタキ♂ 大阪城公園梅林にて Canon PowerShot SX50 HS


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2014/02/26 ジョウビタキ♂ 大阪城公園梅林にて Canon PowerShot SX50 HS

ツグミ科(ヒタキ科) Turdidae
ジョウビタキ属 Phoenicurus
ジョウビタキ P. auroreus

ジョウビタキ(尉鶲、常鶲、学名:Phoenicurus auroreus Pallas )は、スズメ目・ツグミ科(ヒタキ科)に分類される小鳥。日本では冬によく見られる渡り鳥である。

チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、非繁殖期は日本、中国南部、インドシナ半島北部への渡りをおこない越冬する。日本では冬鳥として全国に渡来する。 韓国では留鳥。
ウィキペディアより引用

鳴き声: さえずり 地鳴き サントリーの愛鳥活動 website


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2014/02/24 ジョウビタキ♂ 大阪城公園梅林にて Canon PowerShot SX50 HS


平地からの低山の明るく開けた林の中に生息する。冬の日本では人里や都市部の公園などでもよく見られ、身近な冬鳥の一つである。非繁殖期はオスメスともに単独生活を行い、縄張りを作って同種を排斥する習性があり、異性個体や鏡に映った自分の姿にも攻撃を加えるほどである。おじぎのような姿勢で鳴き声をあげて縄張り争いをする。しかし人間に対する警戒心はわりと薄く、3-4 mくらいの所に降り立つこともある。
昆虫類やクモ類などを捕食するが、冬にはピラカンサなどの木の実もよく食べ、ヒサカキなど実をつけた木によく止まっている。
樹洞、崖のくぼみなどに枯葉や苔を使って皿状の巣を作る。5-7個の卵を産み、主に雌が抱卵する。
地鳴きは自転車のブレーキ音を短くしたような声で、「ヒッ」や「キッ」と聞こえる甲高い声と軽い打撃音のような「カッ」という声を組み合わせた特徴的なものである。「ヒッ」の声はかなり遠くまで届く。早朝にも鳴くことが多く、2度「キッ、キッ」、続いて打撃音の「カッ、カッ」がくる。この打撃音が、火を焚くときの火打石を打ち合わせる音に似ていることから、「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたとされる。和名のジョウ(尉)は銀髪を意味する。
ウィキペディアより引用


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2014/02/19 ジョウビタキ♂ 大阪城公園梅林にて Canon PowerShot SX50 HS


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2014/03/08 ジョウビタキ♀ 大阪城公園愛の森付近 Canon PowerShot SX50 HS


雄は羽色が目立つせいかよく見つけることが出来るが、雌にはなかなか出会えなかった。ウィキペディアの説明にあるように雄雌ともに単独生活をするようです。この雌を撮った場所は彼女の縄張りのようで、初めて出会って依頼、同じ場所を探すとよく見かけるようになりました。そして、この子の左目の下にある小さな黒い班はこの子独特のもので他の個体には見られませんでした。

泣きぼくろのジョビ子ちゃん、また会えると良いなぁ。^^


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2014年03月06日

亜種ツグミ T. n. eunomus
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2014/02/26 大阪城公園梅林 Canon PowerShot SX50 HS にて


科 : ツグミ科 Turdidae
属 : ツグミ属 Turdus
種 : ツグミ T. naumanni

日本全国で普通に見られるのは、亜種のツグミ T. n. eunomusである。

中華人民共和国南部、台湾、日本、ミャンマー北部、ロシア東部に分布

夏季にシベリア中部や南部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部などへ南下し越冬する。日本では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。和名は冬季に飛来した際に聞こえた鳴き声が夏季になると聞こえなくなる(口をつぐんでいると考えられた)ことに由来するという説がある。

全長24 cm。翼開長39 cm。色彩の個体変異が大きく、下記2亜種の中間型もいる。

嘴の色彩は黒く、下嘴基部は黄色。後肢の色彩はピンクがかった褐色。

ツグミ T. n. eunomus
頭頂から後頸の羽衣は黒褐色、背の羽衣は褐色。喉から胸部は淡黄色、胸部から腹部の羽衣は羽毛の外縁(羽縁)が白い黒や黒褐色。尾羽の色彩は褐色や黒褐色。翼の色彩は黒褐色で、羽縁は赤褐色。雌雄ほぼ同色である。

ハチジョウツグミ T. n. naumanni
上面の羽衣は緑褐色や灰褐色、黒褐色。下面の羽衣は赤褐色や赤みを帯びたオレンジ色で、胸部から腹部は羽縁が淡褐色。尾羽の色彩は赤褐色や赤みを帯びたオレンジ色で、中央尾羽の色彩は黒い。
ウィキペディアより引用

鳴き声: さえずり 地鳴き サントリーの愛鳥活動 website


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2014/02/26(左) 2014/02/24(右) 大阪城公園梅林にて



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2014/02/24(左右とも) 大阪城公園梅林にて


鳥に関しては超の付く初心者な私。^^;
恥ずかしながら、ツグミを単独で見てもスズメとの違いが分からなかった。少し大きなスズメくらいに思っていたが、よく見比べてみると色彩が似ているだけで大きさも模様も全く違う。

鳥たちは当然のことながら飛ぶし、ぴょんぴょん跳ねるし、近づくと逃げてしまうし、とにかく肉眼で観察するのは容易ではない。これが鳥に対する知識が増えなかった理由なんですね。もちろんそのまえに感心も無かった。^^;

でも写真に撮るとまた違った興味が湧いてくるから不思議です。

いま、鳥達を撮るのがとても楽しくなってきてます。^^



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2014年03月03日

Turdus pallidus
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2014/02/26 大阪城公園梅林 Canon PowerShot SX50 HS にて


科 : ツグミ科 Turdidae
属 : ツグミ属 Turdus
種 : シロハラ T. pallidus

体長は25cmほどで、ヒヨドリよりわずかに小さい。ツグミ類らしく嘴と脚がよく発達した体型をしている。ほぼ全身が灰褐色で、和名の通り腹部が白っぽい。見かけはアカハラやマミチャジナイなどに似るが、体に橙色の部分はない。

雌雄同色だが、メスの方が顔や腹部が白っぽく、目の上に薄い眉斑がある。

森林の茂みの中にひそむことが多いが、都市部の公園や緑地帯などにも姿を現す。単独で行動し、地上をピョンピョンと跳ねて獲物を探す様子が見られる。

食性は雑食で、ツグミと同様に地面に降りて昆虫やミミズなどの小動物を捕食するが、木の実もよく食べる。さえずりはアカハラに似るが冬はほとんど鳴かず、たまに小声で「キョッ キョッ」などと地鳴きをする程度である。

渡りの経由地である沖縄本島で、タニシの一種であるオキナワヤマタニシを捕食することが知られている。
ウィキペディアより引用

鳴き声: さえずり 地鳴き1 地鳴き2 バードリサーチ鳴き声図鑑 website


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2014/02/23 大阪城公園梅林にて


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2014/02/23 大阪城公園梅林にて


いままでは植物ばかりに目がいってたので気付かなかったが、梅林には色んな種類の鳥がやって来る。最近覚えたばかりのジョウビタキの♀ではないかと思いながら追いかけてみたが、撮ってからいつものように調べだすとどうも違う。同じツグミ科の 『シロハラ』 のようです。数日間、何時間もねばって観察してみたがあまり飛び回る気配はない。

植え込みの茂みの中でじっとしているか、地上を跳ねて獲物を探していることが多いようだ。観察中にミミズのような小動物を捕食している所に出会えた。


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Motacilla alba lugens
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2014/02/16 大阪城公園梅林 内掘沿い Canon PowerShot SX50 HS にて


科 : セキレイ科 Motacillidae
属 : セキレイ属 Motacilla
種 : タイリクハクセキレイ M. alba Linnaeus, 1758
亜種 : ハクセキレイ M. a. lugens

体長21 cm ほどで、ムクドリよりやや小さめで細身。他のタイリクハクセキレイ亜種より大型になる。

頭から肩、背にかけてが黒色または灰色、腹部は白色だが胸部が黒くなるのが特徴的である。顔は白く、黒い過眼線が入る。セグロセキレイと類似するが、本種は眼下部が白いことで判別できる。

セグロセキレイやキセキレイと同様、尾羽を上下に振る姿が特徴的である。
ウィキペディアより引用

鳴き声: さえずり ぐぜり 地鳴き バードリサーチ鳴き声図鑑 website


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鳥を撮る経験はほとんどなく、300mmまでのレンズしか持っていないこともあってなかなか鳥撮の機会がありませんでした。でも興味はあったので、望遠に強いコンデジを手に入れて先ず手始めにと… ^^;

しかし花を撮るのとは違って、いつやって来るか分からない鳥を見つけること自体が難しく、さらに見つけても動き回る鳥を撮るのはほんとうに難しい。でも撮ってみると、肉眼では分からなかった細部の特徴が分かり、興味津々。これから少しずつ鳥のこと勉強して行こうと思い、備忘録を兼ねてブログへアップしていくことにしました。^^


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2013年11月18日

Luscinia calliope ♂
ノゴマ♂
ノゴマ オス
2013年10月26日 大阪城公園にて Canon PowerShot SX50 HS



目 : スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
科 : ツグミ科 Turdidae
属 : Luscinia
種 : ノゴマ L. calliope

夏季に中華人民共和国、ロシアなどで繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する。日本では夏季に北海道に繁殖のために飛来(夏鳥)する。岩手県早池峰山でも繁殖例がある。本州以南では渡りの途中に飛来(旅鳥)する。南西諸島では少数が越冬(冬鳥)する。

全長15.5cm。体重16-29g。上面が緑褐色、胸部から腹部にかけての下面が汚白色の羽毛で覆われる。体側面は褐色みを帯びる。眼上部にある白い眉状の斑紋(眉斑)と嘴の基部から頸部へ向かう斑紋(顎線)は白く明瞭。

嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は薄いオレンジ色。

オスの喉は赤い斑紋が入る。メスの喉は赤い斑紋が入る個体もいるが面積が狭く、多くの個体は喉が白い。

平地から亜高山帯にかけての草原や灌木林に生息し、渡りの途中や越冬地では森林に生息することもある。和名は野(原野)に生息するコマドリの意。秋季から冬季にかけては小規模な群れを形成して生活することもある。

食性は動物食傾向の強い雑食で、主に昆虫類を食べるが果実も食べる。

繁殖形態は卵生。繁殖期に縄張りを形成し、オスは草の上などで大声で様々な囀りを行う。種小名calliopeはギリシャ神話の文芸の女神「カリオペー」の意で、囀りに由来する。倒木の下などに枯葉や根などで皿状の巣を作り、6-8月に1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵する。
ウィキペディアより引用

鳴き声: さえずり 地鳴き バードリサーチ鳴き声図鑑 website


新しく入手したカメラ(CanonPowerShotSX50HS)のテストを兼ねて大阪城公園を散策中に超望遠レンズを携えたバードウォッチングのグループに出会ったので、ちょうど50倍ズーム(1200mm / 35mm換算)のテストにちょうど良いとばかりに少しばかり勝手に仲間入りさせていただきました。

でも、鳥に関しては何も知らない超ど素人なので、皆さんが何を狙ってらっしゃるのか、どんな鳥が居るのか何も分からないまま皆さんのレンズの向いてる先を目を凝らしてみていると写真の鳥が現れたんですが、すぐに居なくなってしまいました。


Luscinia calliope ♀
ノゴマ♀
ノゴマ メス


しばらくすると、近くの茂みにまた現れましたがまたすぐに居なくなってしまった。
しかし鳥を撮るのって難しいですね。^^;

花のようにその場から離れないものとは違って、自由奔放に動き回ってくれるのでファインダーで追いかけるだけでも大変!

恥ずかしながら、これほど難しいものとは思ってもみなかったです。
そんなわけで鳩やスズメくらいしか撮ったことがなかったので、写真のレベルはご容赦ください。


はじめてみる鳥なので名前が分からず、いろいろ検索した結果 『センダイムシクイ』 という鳥が候補かなと思ったけどいまひとつぴったりと来ない。それに馴れない鳥の名前調べなので調べ方も専門サイトもよく分からない。そこで自力では無理と諦めて、 『Yahoo!知恵袋』 というサイトで教えていただきました。

尋ねてみてよかったです。
聞かなければ、ノゴマ(野駒)にはたどり着けなかったと思う。
こういう調べ方もありですね。^^;


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2013年04月08日

Hypsipetes amaurotis
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2013年3月30日 大阪城公園にて


ヒヨドリ科 Pycnonotidae
ヒヨドリ属 Hypsipetes
ヒヨドリ H. amaurotis

分布
日本、サハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部、フィリピンの北部(ルソン島)に分布する。日本国内では留鳥または漂鳥としてごく普通に見られるが、他の地域での生息数は少ない。

形態
全長は約27.5 cm (27-29 cm)。翼開長は約40 cm。尾は長めで(尾長10.9-12.5cm)、ムクドリやツグミより体型はほっそりしている。くちばしは黒くて先がとがる。雌雄同色。頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、頬に褐色の部分があり、よく目立つ。また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。翼や尾羽は灰褐色をしている。南に生息するものは、北に生息するものより体色が濃い(グロージャーの法則)。
ウィキペディアより引用

鳴き声: 地鳴き1 地鳴き2 サントリーの愛鳥活動 website


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2013年3月30日 大阪城公園にて


ヒヨドリを観察していると、羽を数回動かして上昇したのち羽を止めて滑空する飛び方をします。まるでサーフィンのように、up soon down!

人の顔を覚えるほど頭の良い鳥だそうで、平安時代には貴族がペットとして飼っていたそうです。

北海道から本州(青森)までの渡りは有名らしいが、多くは日本国内に留まっているようです。
(世界各地への分布は少ない)


<2015/03/01 追記 >
IMG_0883
2015/02/07 豊国神社裏にて Canon PowerShot SX50 HS

この角度でゆっくり観察したこと無かったけど、また違った顔ですね。^^


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syousuke0202 at 08:21コメント(0)トラックバック(0) 
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お気に入りのカメラを連れて、大阪城公園を中心にジョグ&ウォーキングしてます。たまには遠出もします。そして何か目新しいものがある度にパシャ!

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