4月の撮影

2012年10月31日

Lespedeza bicolor
ヤマハギ(山萩)
2012年10月15日 東横堀川遊歩道にて


マメ科 Fabaceae
ハギ属 Lespedeza
ヤマハギ Lespedeza bicolor

 ヤマハギは北海道から九州、朝鮮・中国・ウスリーに分布する落葉半低木。尾根筋のアカマツ林中や林縁、刈り取り草地などに生育する。茎は刈り取られない場合には高さ2m近くになることもある。刈り取られた場合には、地面から直立する。枝先はほとんど垂れることがないが、林縁などに生育する場合に、時として枝が垂れることがある。葉は3小葉からなり、小葉の先端はわずかに凹むものから円頭のものがあり、変異の幅は広い。表面は無毛であるが、裏面には短毛があるが、わかりにくい。花は7月から10月にかけて咲き、花序の柄は長く、葉よりも外側に出て目立つ。顎片の先端は鋭頭。
 ヤマハギは、時折刈り取られるような場所に生育していると、ヤマハギらしい姿となるように思う。葉は全体的に大きく、葉柄が長いので、葉の間が透いて見える。花序の柄も長いので、花数が少ない場合には点々と花があるように見える。
植物生態研究室のHPより引用


ヤマハギ(山萩) ヤマハギ(山萩)
左:小葉の先端がわずかに凹んでいます。
右:花序の柄が長いのが特徴


ヤマハギに似た種にマルバハギがあるが、マルバハギは葉の脇に葉より短い総状花序を出して花をつけるのでヤマハギと区別が付きます。


ハギ(萩)は、何度も撮っていたのですでにアップ済みと思い込んでいました。
しかし、アップしていたのはアレチヌスビトハギでした。
遅ればせながらアップしておきます。^^;


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2010年11月25日

Callistemon speciosus
ブラシノキ
2010年11月02日 大川左岸友淵町にて


フトモモ科 Myrtaceae
ブラシノキ属 Callistemon

フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木。別名、カリステモン(本来は属名のラテン名である)、ハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)。 学名のカリステモンはギリシャ語で「美しい雄しべ」という意味

オーストラリア原産で、観賞用に栽培される。5〜6月頃に開花し、花弁は緑で小さくて目立たないが、赤(ときに白)の長い花糸が目立つ。穂状花序をなし、花序全体がブラシのように見える。花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持つ。

果実は朔果で、見た目には枝全体を取り巻く昆虫の卵のように見える(前記の特徴から、2,3年前の果実が順に枝に付く)。果実には粉状の種子が入っており、オーストラリアでよく起こる森林火災が起こると割れて種子を放出する。

ブラシノキ属には計34種があり、そのうちの数種が観賞用に栽培されている。
ウィキペディアより引用


ブラシノキ ブラシノキ
2010年11月02日 大川左岸友淵町にて


去年、大川都島橋東詰め北付近ではじめてブラシノキに出会い、今年も撮りたいと機会をうかがっていたのですが、原因は分からないが今年は咲かなかったようです。

9月の半ばに大阪市大付属植物園でも見かけたのですが、樹高が高く望遠を携帯していなかったので諦めたのでした。

今年は縁がないとあきらめかけていたら、出会いましたよ〜 ^^b
それも、白花まで〜♪


Callistemon salignus
ブラシノキ
2010年11月13日 大川左岸毛馬にて


花のあとにつける実は、その後もずっと大きくなりつづけ、7〜8年は枝についていて 発芽能力も持ち続ける。
この木は、乾燥地が原産地のため、極端な乾燥や山火事のときにパァーンと実が開いて中の細かい種子が風に飛んで散布されるというしくみになっている。
山火事でまっさらな土地になったところにすばやく芽を出して、その土地一帯の優占種になるのが目的らしい。(ユーカリの木も同じですね)
「季節の花 300」より引用



<2015/05/20 追記>
上記の白花の近くだと思うけど、白花のブラシノキは見かけなかった。植え替えられたのかも知れません。しかし見事に咲き誇っていました。(^▽^)

IMG_3654

IMG_3656
2015/05/20 大川左岸飛翔橋付近にて Canon PowerShot SX50 HS


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2010年10月20日

Ipomoea×multifida、syn. Quamoclit x sloteri House.
ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草)
2010年09月26日 北大江公園にて


ナス目 Solanales
ヒルガオ科 Convolvulaceae
サツマイモ属 Ipomoea

別名:モミジバルコウソウ(紅葉葉縷紅草)
1918年、アメリカの育種家Sloterがルコウソウとマルバルコウソウを交配して作り出した種間雑種。草丈2-3mのつる性になり、他のものに巻きつく。
羽状に深裂した葉をもつが、葉の裂片はルコウソウほど細くはならず、両親の中間的な形である。「羽衣」や別名の「もみじ葉」の名も葉の形に由来する。
朝顔やサツマイモと同属である(ルコウソウ属Quamoclitとして独立させる見解もある)。
花は赤。直径3cm前後の朝顔形の花を多数咲かせる。小さいが、鮮やかな赤色がよく目立つ。
花期は長く、梅雨明け前から咲き始め、霜の降りる頃まで咲き続ける。

「花ノ楽屋」より引用


ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草) ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草)
左:2010年09月26日 北大江公園にて    右:2010年09月27日 北大江公園にて


この人、久しぶりのヒット〜☆

めっちゃ好みです♪
本来、シアン系の花が好みなんですが、ある条件が揃った時はマゼンダ系もOKなんです。^^
その条件とは、葉っぱの形〜♪

何故かしら、この組み合わせに弱いのでした。(〃'∇'〃)ゝ
もう、たまりません。^^;




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2010年10月13日

Verbena tenuisecta
バーベナ・テヌイセクタ / カラクサハナガサ(唐草花笠)
2010年10月11日 八軒屋浜にて


シソ目 Lamiales
クマツヅラ科 Verbenaceae
クマツヅラ属 Verbena
英名:Moss verbena

南アメリカが原産です。現在では北アメリカをはじめ各地に帰化しています。高さは15〜30センチですが、茎は地面を這い、長さは90〜180センチになります。葉は羽状に細かく分裂して対生します。英名はこの葉の形状から。春から秋まで、茎頂に散形花序をつけ、小さな紫色からピンク色、白色の花を咲かせます。和名では「カラクサハナガサ(唐草花笠)」と呼ばれます。
植物図鑑 Weblio辞書より引用


バーベナ・テヌイセクタ / カラクサハナガサ(唐草花笠) バーベナ・テヌイセクタ / カラクサハナガサ(唐草花笠)
2010年10月11日 八軒屋浜にて


バーベナ・テヌイセクタ、なんか舌を噛みそうな名前〜
カラクサハナガサ、渋すぎる名前〜

可愛い花なんですが・・・
ちょっと、流行らない予感が・・・^^;


バーベナ・テヌイセクタ / カラクサハナガサ(唐草花笠) バーベナ・テヌイセクタ / カラクサハナガサ(唐草花笠)
左:2010年07月27日 八軒屋浜にて     右:2010年07月27日 八軒屋浜にて

バーベナ・テヌイセクタ / カラクサハナガサ(唐草花笠) バーベナ・テヌイセクタ / カラクサハナガサ(唐草花笠)
左:2010年07月27日 八軒屋浜にて     右:2010年10月11日 八軒屋浜にて


7/27分は、カビ玉(クリーニング前)での撮影です。
結構、気に入ってます。ツカエソウ〜☆ ^^v



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2010年10月09日

Lycoris radiata
ヒガンバナ(彼岸花)
2010年10月01日 大川右岸桜ノ宮にて


ユリ目 Liliales
ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
ヒガンバナ属 Lycoris

曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ サンスクリット語 manjusaka の音写)とも呼ばれる。学名の種小名 radiata は「放射状」の意味。

全草有毒な多年生の球根性植物。散形花序で6枚の花弁が放射状につく。

道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に包に包まれた花序が一つだけ付く。包が破れると5 - 7個前後の花が顔を出す。花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。

開花終了の後、晩秋に長さ30 - 50cmの線形の細い葉をロゼット状に出す。葉は深緑でつやがある。葉は冬中は姿が見られるが、翌春になると葉は枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。つまり開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。
ウィキペディアより引用


ヒガンバナ(彼岸花) ヒガンバナ(彼岸花)
左:2010年09月27日 大阪城公園にて   右:2010年10月01日 大川右岸桜ノ宮にて


ヒガンバナ属には園芸品種の逸出(逃げ出し)が多いらしく、品種の同定はとても難しそうです。

それに写真を撮るのもピンも背景も、とてもディフィカルトです。 ^^;


<2010/10/12 追加>
ヒガンバナ(彼岸花) ヒガンバナ(彼岸花)
左:2010年10月05日 大阪城公園にて    右:2010年10月11日 東横堀川遊歩道にて


リコリスの園芸品種と思いますが、品種は不明です。

真っ赤なヒガンバナ(Lycoris radiata)は3倍体で不稔(種子が出来ない)ですが、2倍体には種子が出来ます。白花のヒガンバナは、赤花種2倍体変種(Lycoris radiata var. pumila hort.)と中国・ビルマ・日本南部に自生する黄花種のショウキズイセン(鍾馗水仙 )(Lycoris aurea (L'Her.) Herb.)との自然交雑から生まれたそうです。



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2010年09月06日

Hibiscus coccineus
モミジアオイ(紅葉葵)
2010年08月27日 京橋にて


アオイ科 Malvaceae
フヨウ属 Hibiscus

アオイ科の宿根草。別名は、紅蜀葵(こうしょっき)。

北米原産。背丈は1.5〜2mくらいで、ハイビスカスのような花を夏に咲かせる。茎は、ほぼ直立する。触ると白い粉が付き、木の様に硬い。同じ科のフヨウに似るが、花弁が離れているところがフヨウと違うところ。

和名のモミジアオイは、葉がモミジのような形であることから。
ウィキペディアより引用


モミジアオイ(紅葉葵) モミジアオイ(紅葉葵)


5弁花で花びらは細くて重なりません。花びらの広いものを見かけることがありますが同属のアメリカフヨウとの雑種のようです。

朝咲いてその日の夕方にはしぼんでしまう短命な一日花ですが、蕾の数も多くシーズン中は次々に咲き続けるようですね。^^

モミジアオイ(紅葉葵)

このモミジアオイも大好きな花で、今年も咲くのを楽しみにしていました。^^

葉だけみてると、ほんまモミジそっくりです〜♪


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2010年08月16日

Oxalis articulata
イモカタバミ(芋片喰)
2010年05月05日 東横堀川遊歩道にて


カタバミ科 Oxialidaceae
カタバミ属 Oxalis

別名、フシネハナカタバミ(節根花片喰)とも呼ばれる。

南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。他にも、北アメリカ、オーストラリア、熱帯アジアなどに帰化している。

背丈は約30cm、地下に鱗茎があり、地上には葉と花柄だけを伸ばす。葉は三出複葉、小葉はハート形、裏面の基部に黄色い腺点がある。

花は主に夏に咲き、葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花序につける。花は桃色。種子は付けない。繁殖は鱗茎の周囲に小さな鱗茎を生じることで行われる。 同属の種のムラサキカタバミに似ているが、比較すると、地下に芋状の塊茎を持つ、花の色が濃い、葯の色が濃い、という特徴がある。
ウィキペディアより引用


イモカタバミ(芋片喰)
2010年05月05日 東横堀川遊歩道にて


カタバミ(オキザリス)属の色んな種の中で一番好きなのがこのイモカタバミです。^^
何故かなぁ、たぶん色合いかな・・・

ところがこのイモカタバミに類似したムラサキカタバミや、黄花のカタバミはよく見かけますが、イモカタバミはあまり見かけません。^^;

しかし近所の遊歩道にいつでも咲いているので、綺麗に咲いている時に撮り直しを考えているうちに、残念ながら草刈のトバッチリを受けてしまいました。^^;


イモ状燐茎
イモカタバミ(芋片喰) イモカタバミ(芋片喰)
2010年08月16日 東横堀川遊歩道にて


綺麗さっぱり地上部を刈り取られてしまったイモカタバミの哀れな姿です。
しかし、地上に向き出しになった根茎が、イモカタバミ独特のイモ状の鱗茎になっているのがよく分かります。

刈り取られてしまったのは残念ですが、燐茎が残っているので安心です。
それに掘り返さなくとも、イモ状の燐茎を観察できたのは収穫でした。^^


<9/28追記>燐茎発芽しました!




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2010年07月21日

Begonia Semperflorens-Cultorum Hybrids
ベゴニア・センパーフローレンス
2010年07月10日 中央区役所にて

ベゴニア・センパーフローレンス ベゴニア・センパーフローレンス



シュウカイドウ科
ベゴニア属

別名:四季咲きベゴニア

春から秋にかけて咲く多年草です。性質も強健で、形よく株に花をつけるので、花壇、プランター植などに適しています。花の色は、赤、白、ピンクなどが主体で、まれに八重咲きの品種なども市場に出回ります。葉がぶ厚く、多汁質なのも特長です。
ヤサシイエンゲイより引用


ベゴニアはベゴニア属に属する植物の総称で、あちらこちらの花壇や鉢植えでよく見かけます。

熱帯〜亜熱帯地方の原種を交配し、多くの種や品種がつくられたそうで、2000種余りの原種と、15000を超える交配種があるそうです。



ベゴニア・センパーフローレンス


よく見かける割に知らなかったのですが、これって雌しべが見当たらない・・・
どうも、雌雄異花のようです。

撮ったのはどうも雄花ばかりのようです。

雌花も探さないと・・・^^;


syousuke0202 at 22:39コメント(2)トラックバック(0) 

2010年04月14日

Iris japonica
シャガ(射干)
2010年04月06日 大坂城公園にて


目 : ユリ目 Liliales
科 : アヤメ科 Iridaceae
属 : アヤメ属 Iris
種 : シャガ I. japonica

シャガは中国中部から日本の本州、四国、九州のスギ林や竹林などの林床に見られます。日本には古く中国から渡来したと言われ、3倍体のため種子はできませんが、根茎からほふく枝を伸ばして群生します。
石川の植物より引用



ちなみに3倍体とは、

卵や精子の段階で1組の遺伝子を持っているのでそれを1倍体、受精して遺伝子は合体するので通常の生体は2組セットを持つので2倍体。受精したばかりの卵に何らかの刺激が加わる事で1組多く含まれ3組もつようになるものを3倍体と呼ぶそうです。


シャガ(射干) シャガ(射干)


シャガ(射干)


花には萼が無く、内外の花被に分かれ、萼相当の外花被には鶏冠状の突起があったり、葉は裏表が無い(全てが裏)単面葉(表同士がくっついている)であったり、とても特徴的な花です。でも群生しているところはとても綺麗です。^^


シャガ(射干)



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Papaver dubium L.
ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)
2010年04月09日 東横堀川河川敷にて

ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)
2010年04月09日 東横堀川河川敷にて


ケシ科 Papaveraceae
ケシ属 Papaver
ナガミヒナゲシ P. dubium

ナガミヒナゲシは地中海沿岸から中欧原産の帰化植物。1年生草本であり、路傍などの荒地に生育する。秋から冬に芽生え、春に開花する。ケシの仲間には、含有成分によっては栽培が禁じられているものがあるが、本種は特に問題ないようである。葉は羽状に深裂し、毛が多い。花弁は4枚であり、雄しべは多数。中央部のめしべの柱頭は4本から8本の筋状であるが、7・8本のものが多いようである。

秋から冬に芽生え、春に開花するライフサイクルは、地中海沿岸の気候特性に対応したものである。地中海地方の気候は、冬は比較的温暖であり、降水量が多く、夏は乾燥する。したがって、秋から春は植物の生育には適しているが、乾燥する夏を乗り切るためにはかなりの耐乾性が必要となる。したがって、秋から芽生え、温暖な冬に成長して春に開花・結実し、厳しい夏は種子や地下茎などで夏眠するライフサイクルが有利となるわけである。
波田研のホームページより引用


このポピーはどうもアルカリ性の土壌が好みらしく、コンクリートで舗装された道路際などでもよく見かけます。しわしわで紙のような花弁が特徴です。

いわゆる雑草に分類されるものなのでしょう・・・
でも、逞しさとは逆にとても可憐で可愛いいから好きです。^^♪

トップの写真の花は柱頭の筋が9本あります。

ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟) ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)

そして左のは8本で、右のは5本。


ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)

下向きの蕾が上を向いてふたつに割れて開花します。開花するときには萼を脱ぎ捨てるようです。

下の果実の柱頭の線は10本あり、どうも最小が3で、最大が10のようですね。



2010年04月27日 <追記>

ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)
2010年04月27日 東横堀川河川敷にて


実の熟れかたを観察に行きましたが、種がこぼれて不意に増えることを防ぐためか実を切り取ってありました。やはり、侵略的外来生物としての危惧を抱いてらっしゃる方も増えてきているようです。


2019年5月13日 ナガミヒナゲシ(黒点花)<追記>
花弁に黒い斑紋のあるナガミヒナゲシを見つけたので記事を追記しました。



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2010年04月13日

Orychophragmus violaceus
花大根(ハナダイコン)
2010年04月10日 久宝寺緑地にて


花大根(ハナダイコン)


油菜(あぶらな)科。
学名 Orychophragmus violaceus
Orychophragmus : オオアラセイトウ属
violaceus : 紫紅色の、スミレ色の

・開花時期は、 3/10頃〜 5/ 末頃。
・花が大根に似ているからこの名前に。
・紫色の4弁花。
・皇居の千鳥ヶ淵などで群生しています。
・1935年頃、東アジアから渡来。
・菫(すみれ)に似ている。
背丈は菫よりかなり高い。

・別名「大紫羅欄花(おおあらせいとう)」、
「紫花菜」(むらさきはなな)、
「諸葛菜」(しょかっさい)。
「季節の花 300」より引用



「紫花菜」、やっと、出会えました〜☆

去年のこの場所には「菜の花」でした。
同じアブラナ科で模様変えなんですね〜
紫の花は大好きなんで、得した気分です。^^♪


2010年04月10日の散策(Bike)


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Exochorda racemosa
リキュウバイ(利休梅)
2010年04月03日 大阪城公園にて

リキュウバイ(利休梅)
2010年03月22日 大阪城公園にて


バラ科 Rosaceae
シモツケ亜科 Spiraeoideae
ヤナギザクラ属 Exochorda
リキュウバイ E. racemosa

リキュウバイは中国揚子江下流域原産の落葉小高木。和名は「利休梅」であり、茶花として利用されることにちなむという。低く剪定すると勢いのある幹が立ち上がる樹形となるが、落ち着いてくると枝先が垂れて茶花の趣が出てくる。マルバヤナギの別名があるが、枝先が垂れ下がった姿のものをみると、納得できる。花弁の形には変化があるので、花全体の形がはっきりしない。ちょっとぼんやりとした花の姿も面白い。
(波田研)のホームページより引用


去年、花の写真を撮りはじめた頃にこの花と初めて出会いました。
ずっと花の名前が分からず、やっとたどり着いたのが「ヤナギザクラ」。

でも、このヤナギザクラ属の中でも「ヤナギザクラ」と「リキュウバイ」は別物らしい。厄介な事にその違いを明確にしているWEBや図鑑が見当たらない!

ようやく分かった事は、リキュウバイの葉には鋸歯があるらしい。

しかし、これも有るものと無いものがあるらしい。
しかも、花期が終わってから出ることもあるという・・・

よ〜く探してみると大阪城公園内に4箇所5本のヤナギザクラ属の木がありました。
5本のうち、4本は5弁花、しかし1本は6〜7弁の花が咲く。

観察を続けると、5弁花の方には念願の鋸歯が現れた!
これで「リキュウバイ」と同定できる・・・ と、思う。^^;

では、一本だけがヤナギザクラなのかと思っていると・・・
こちらにも、鋸歯が出現!

おそらく変わり咲きのものを含めて、5本共にリキュウバイではないかと思います。

気軽に花の名前をタイトルにしていますが、これほど種の同定が難しいとは・・・

間違いを発見された方は、是非ご指摘お願いいたします。m(_)m



リキュウバイ(利休梅) リキュウバイ(利休梅)
5弁花と変り咲き


5弁花の方は柱頭も5つに分かれているが変り咲きの方は分かれ方も多い!
そして花糸は花弁ごとに3本ずつ行儀良く出てるんですね〜
よ〜く見ると面白い!^^


リキュウバイ(利休梅) リキュウバイ(利休梅)

花の付いている枝の葉には鋸歯は認められなかったが、花期が終わってからの新葉には鋸歯が出現!

こりゃぁ、マクロレンズを早く入手しなければ・・・ ^^;


<2014/04/02 追記>
ヤナギザクラ(学名 Exochorda serratifolia)はリキュウバイに比べて花の内部が褐色になっている点が少し違うようです。

<2014/04/30 追記>
方人さんより、リキュウバイとヤナギザクラの品種の識別点をコメントいただきました。とても参考になりますので追記させていただきます。
・E.serratifolia(ヤナギザクラ)>>>葉身の真ん中より上に鋸歯がある
・E.recemosa(リキュウバイ)>>>葉身は主に全縁、時々先端に鋸歯が有る

ヤナギザクラの学名で種小名 "serratifolia" は鋸歯があることの意ですのでヤナギザクラで全縁の葉あるのはおかしく思えます。


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2010年04月12日

Phlox sublata
芝桜(シバザクラ)
2010年04月11日 堺筋本町オフィス街にて


花忍(はなしのぶ)科。
学名 Phlox sublata
Phlox : フロックス属
sublata : やや幅のある
Phlox(フロックス)は、ギリシャ語の
「phlogos(炎)」が語源。花の色に由来。

・開花時期は、 3/25頃〜 4/ 末頃。
・北アメリカ東部原産。
・地に這うようにして咲く。古くから、石垣や
広い斜面を彩る花として親しまれている。
カーペット状に地面を覆うので、土の流失を
防ぐ役割も果たしている。
・暑さや乾燥に強い。

・色はピンクや白など。いろんな品種がある。
・春に、桜に似た花が咲き、それ以外の時期には
葉が芝生のように広がって美しいことから
「芝桜(しばざくら)」と名づけられた。
・別名「花詰草」(はなつめくさ)。
「季節の花 300」より引用


ソメイヨシノが散り始めて、その花びらが絨毯を作っているのかと思うほど足元が満開になりつつあります。^^

次から次に、目の保養は続きます〜☆


芝桜(シバザクラ)
2010年04月11日 堺筋本町オフィス街にて

パッと見は、ニチニチソウとそっくり!
花の名前を覚えるのが大変だ〜^^;


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2010年04月09日

Malus halliana
ハナカイドウ(花海棠)
2010年04月03日 大阪城公園にて


科 : バラ科 Rosaceae
属 : リンゴ属 Malus
種 : ハナカイドウ M. halliana

別名は、カイドウ(海棠)、スイシカイドウ(垂絲海棠)、ナンキンカイドウ(南京海棠)。

中国原産の落葉小高木。花期は4-5月頃で淡紅色の花を咲かせる。性質は強健で育てやすい。花が咲いた後の林檎に似た小さな赤い実は、食することができるが、結実しないことが多い。

   樹高:5〜8m
   開花期:4〜5月
   花径:3.5〜5cm
   花弁数:5〜10枚
   花柄長:3〜6cm
   果実径:2cm 実色:赤
ウィキペディア(Wikipedia)より引用



ハナカイドウ(花海棠) ハナカイドウ(花海棠)


最初、寒緋桜かな?
と思いながら見ていましたが、どうも寒緋桜にしては開花時期が遅すぎる・・・
写真に撮って見比べると違うのですね。^^;

鈴なりにぶら下がって咲くところがとっても可愛いです♪



ハナカイドウ(花海棠)


ちなみに、実の大きな近縁種の実海棠(みかいどう)に対して、花が美しいので「花海棠」と命名されたそうです。



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2010年04月07日

Iberis sempervirens
イベリス・センペルビレンス(トキワナズナ)
2010年04月06日 府庁前にて


イベリス・センペルビレンス(トキワナズナ)
2010年03月16日 府庁前にて


半月以上前にはじめて見かけてからずっと検索してましたが見つけれず・・・
園芸に詳しい方たちが集まるBBSで教えていただきました。^^


・油菜(あぶらな)科。
・学名 Iberis sempervirens
(イベリス・センペルビレンス)
Iberis : イベリス属
sempervirens : 常緑の


・地中海沿岸地方原産。明治時代に渡来。
名前は、スペインのある「イベリア半島」の名に
由来する。
・春先から園芸店でよく見かける。
白いくっきりした花びらが密集。
いろんな品種がある。
ふつう、春に咲く。

・別名 「キャンディタフト」
タフト = 羽毛などのふさ、束。
お菓子の束のように見えることから。
「常盤薺(ときわなずな)」
(アカネ科に同名の花がある)。
「屈曲花(まがりばな)」
茎が曲がりやすいから。

・ピンク花の
「イベリス・ウンベラータ」という品種もある。
「季節の花 300」より引用



イベリス・センペルビレンス(トキワナズナ) イベリス・センペルビレンス(トキワナズナ)


確かにアブラナ科ですね。
ナノハナと同じような咲き方してます。
十字架ではないけど4弁花ですし!
なんとなくアブラナ科が分かってきたような気がします。^^;


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syousuke

お気に入りのカメラを連れて、大阪城公園を中心にジョグ&ウォーキングしてます。たまには遠出もします。そして何か目新しいものがある度にパシャ!

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