2015年02月02日
オジロビタキ(尾白鶲)
Ficedula parva
2015/02/01 大阪城公園 大阪早稲田の森にて Canon PowerShot SX50 HS
2015/02/01 大阪城公園 大阪早稲田の森にて Canon PowerShot SX50 HS
喉に黄色味が無く、大雨覆い羽縁の白い斑がラインになっているので若鳥(性別不明)のようです。
ヒタキ科 Muscicapidae
キビタキ属 Ficedula
オジロビタキ F. parva
鳴き声: さえずり 地鳴き バードリサーチ鳴き声図鑑 website
冬鳥として全国で観察されるようですが数が少なく、なかなか出会うことのできない鳥だそうです。今回出会えて撮影できたのはとてもラッキーでした。^^
スズメより小さな鳥で、枝にとまったとき尾を上下に動かすしぐさが印象的だったのですぐにカメラを構えたのですがすぐに飛び去ってしまいました。するとこんどはジョウビタキのオスが現れたので、この場所にはいろんな鳥が来ると喜んでいたら、じつはジョウビタキがオジロビタキを追い回していたのです。
縄張りにたいする行動なのでしょうか、しばらくするとオジロビタキが戻ってくるのですが、そうするとまたジョウビタキが追いまわすのです。いつもならジョウビタキを見つけると嬉しいのですが、今日に限ってはジョウビタキが悪者に見えてしまいました。^^;
ヒタキ科の仲間は、森林に住み、枝の上に止まり、飛ぶ虫に向かって飛び上がり空中で捕食し、元の枝に戻る「ヒタキ型」給餌をするのが普通と思っていたのですが、このオジロビタキは地上でも捕食することも多いようです。
ジョビ子ちゃんに似た可愛い鳥でした。^^
<2016/01/16 追記>
日本には、次の2亜種が渡来するとされる。
オジロビタキ(学名アルビシラ Ficedula albicilla)
ニシオジロビタキ(学名パルーバ Ficedula parva)
下クチバシの色味が黒っぽいのがオジロビタキ、淡い肉色がニシオジロビタキらしいです。今回出会ったのはニシオジロビタキのようです。
2015/02/01 大阪城公園 大阪早稲田の森にて Canon PowerShot SX50 HS
2015/02/01 大阪城公園 大阪早稲田の森にて Canon PowerShot SX50 HS
喉に黄色味が無く、大雨覆い羽縁の白い斑がラインになっているので若鳥(性別不明)のようです。
ヒタキ科 Muscicapidae
キビタキ属 Ficedula
オジロビタキ F. parva
ヨーロッパ東部からロシア、シベリア、カムチャッカ半島までのユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、冬期はインドや東南アジア方面に渡り越冬する。ウィキペディアより引用
日本では旅鳥または冬鳥として渡来するがまれである。単独で観察されることが多い。日本で越冬する個体は少なく、ほとんどが雌か若鳥である。
全長約12cm。雄は上面が灰褐色で、尾羽は黒褐色だが外側は白い。喉は澄色。胸は灰白色で腹から尾筒にかけてはやや汚れた白色。雌は上面が淡い灰褐色で、喉は淡色である。嘴は雌雄とも黒色。
針葉樹林や広葉樹林に平地から山地まで生息する。森林内の開けた場所や、明るい森林の樹洞などに枯れ葉や草で巣を作り、5〜6月に4〜7個の卵を産む。雌だけが12〜13日卵を温める。なお日本では繁殖しない。飛翔昆虫類などの節足動物を捕食するが、キビタキ属では珍しく地上で捕食することが多い。その他、木の実も採食する。
木の枝等にとまっている時に、尾をよく上下に振る。
地鳴きは小さい声で「ジッ ジッ ジッ」、「ビティティティ」など。繁殖期には「チュ、チュ、ピッピー」などとさえずる。
鳴き声: さえずり 地鳴き バードリサーチ鳴き声図鑑 website
冬鳥として全国で観察されるようですが数が少なく、なかなか出会うことのできない鳥だそうです。今回出会えて撮影できたのはとてもラッキーでした。^^
スズメより小さな鳥で、枝にとまったとき尾を上下に動かすしぐさが印象的だったのですぐにカメラを構えたのですがすぐに飛び去ってしまいました。するとこんどはジョウビタキのオスが現れたので、この場所にはいろんな鳥が来ると喜んでいたら、じつはジョウビタキがオジロビタキを追い回していたのです。
縄張りにたいする行動なのでしょうか、しばらくするとオジロビタキが戻ってくるのですが、そうするとまたジョウビタキが追いまわすのです。いつもならジョウビタキを見つけると嬉しいのですが、今日に限ってはジョウビタキが悪者に見えてしまいました。^^;
ヒタキ科の仲間は、森林に住み、枝の上に止まり、飛ぶ虫に向かって飛び上がり空中で捕食し、元の枝に戻る「ヒタキ型」給餌をするのが普通と思っていたのですが、このオジロビタキは地上でも捕食することも多いようです。
ジョビ子ちゃんに似た可愛い鳥でした。^^
<2016/01/16 追記>
日本には、次の2亜種が渡来するとされる。
オジロビタキ(学名アルビシラ Ficedula albicilla)
ニシオジロビタキ(学名パルーバ Ficedula parva)
下クチバシの色味が黒っぽいのがオジロビタキ、淡い肉色がニシオジロビタキらしいです。今回出会ったのはニシオジロビタキのようです。
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コメント一覧
1. Posted by emi 2015年02月04日 20:20
可愛い!
まるまるしてるので結構大きな子かと思ったら、すずめより小さいなんて。よく見つけましたね。目ざとくアンテナが高くなってるんじゃないですか?(笑)
いろんな鳥が居るんですね、あまり気にしたことが無かったですが、こうして見せていただくと興味深いです
蜂君達も面白かったな〜
あの蜂君達は、この寒い冬どう過ごしているんですかね?
まるまるしてるので結構大きな子かと思ったら、すずめより小さいなんて。よく見つけましたね。目ざとくアンテナが高くなってるんじゃないですか?(笑)
いろんな鳥が居るんですね、あまり気にしたことが無かったですが、こうして見せていただくと興味深いです
蜂君達も面白かったな〜
あの蜂君達は、この寒い冬どう過ごしているんですかね?
2. Posted by syousuke 2015年02月05日 06:37
emiさん、おはようございます。
僕も鳥見をはじめてから気付いたんですが、小鳥たちのメスって可愛いんですね♪
それに、スズメとハト以外に数種しか居ないと思い込んでいたのが、けっこういろんな種類を身近で見ることが出来るというのも最近知りました。知りはじめると面白くて!
蜂さんたちは、今は巣の中に閉じこもっているようです。例の二ホンミツバチの巣をときどき観察していますが、外にはまったく出てこないです。冬眠ではなく、蓄えておいた蜂蜜を食べながら身を寄せ合って、『蜂球』と呼ばれるものを作って小さく羽ばたきながら熱を起こして暖めあってるそうです。巣の中は30度前後に保たれているそうですよ。^^
僕も鳥見をはじめてから気付いたんですが、小鳥たちのメスって可愛いんですね♪
それに、スズメとハト以外に数種しか居ないと思い込んでいたのが、けっこういろんな種類を身近で見ることが出来るというのも最近知りました。知りはじめると面白くて!
蜂さんたちは、今は巣の中に閉じこもっているようです。例の二ホンミツバチの巣をときどき観察していますが、外にはまったく出てこないです。冬眠ではなく、蓄えておいた蜂蜜を食べながら身を寄せ合って、『蜂球』と呼ばれるものを作って小さく羽ばたきながら熱を起こして暖めあってるそうです。巣の中は30度前後に保たれているそうですよ。^^
3. Posted by emi 2015年02月05日 13:24
情報ありがとうございます!
すご~い!ミツバチの巣の中って30度もあるんですか!
北海道のお家の中みたいですね(笑)
生きる、次の時代に命を繋ぐ、そのためだけに皆が集まり団結して生きているんですね
人間は、知能が発達していろんなことが出来るようになった分、生きる意味もそれぞれで団結する、助けあうことが難しくなっていますね
私自身も団結して何かをする、みたいな事が苦手です
蜂さんや、小鳥達みたいにもっと、もっとシンプルでいいのかな
すご~い!ミツバチの巣の中って30度もあるんですか!
北海道のお家の中みたいですね(笑)
生きる、次の時代に命を繋ぐ、そのためだけに皆が集まり団結して生きているんですね
人間は、知能が発達していろんなことが出来るようになった分、生きる意味もそれぞれで団結する、助けあうことが難しくなっていますね
私自身も団結して何かをする、みたいな事が苦手です
蜂さんや、小鳥達みたいにもっと、もっとシンプルでいいのかな
4. Posted by syousuke 2015年02月05日 22:32
emiさん、こんばんは〜
ミツバチの越冬の仕方は、自分で確認したわけではないので間違ってたらごめんね。出来ることなら蜂球に指を突っ込んで自分で確認してみたいとは思ってるのですが・・・ (笑)
ところで、emiさんがおっしゃるようにシンプルな生き方は良いですね。動植物を観察してるとほんとにそう感じます。^^
ミツバチの越冬の仕方は、自分で確認したわけではないので間違ってたらごめんね。出来ることなら蜂球に指を突っ込んで自分で確認してみたいとは思ってるのですが・・・ (笑)
ところで、emiさんがおっしゃるようにシンプルな生き方は良いですね。動植物を観察してるとほんとにそう感じます。^^