2014年04月29日

ツクバキンモンソウ(筑波金紋草)

Ajuga yesoensis var. tsukubana
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2014/04/26 生駒山ぬかた園地にて Canon PowerShot SX50 HS


科 : シソ科 Lamiaceae
属 : キランソウ属 Ajuga
種 : ツクバキンモンソウ Ajuga yesoensis var. tsukubana

山地に生え、高さ5〜15cmになる多年草。 葉は対生し3〜4対あり、長さ1〜2cmの葉柄を持ち、粗い鈍頭の鋸歯がある。 表面は脈に沿って紫色を帯びる。花冠は長さ1.1〜1.3cmで筒部は細長く、先は上唇と下唇に分かれる。 雄しべは4個あり、うち2個が長い。 萼は長さ6mmほどで5裂し、毛がある。 

ニシキゴロモの変種。 ニシキゴロモが主に日本海側に分布するのに対して、太平洋側を中心に分布する。 ニシキゴロモに比べて花冠上唇の発達が悪く、長さ1mmに達しない。 花期は4〜5月。北海道、本州(太平洋側)、四国に分布。

白花をつけるものをシロバナツクバキンモンソウといい、全体に色が淡い。
野山の花アルバム より引用



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2014/04/26 生駒山ぬかた園地にて Canon PowerShot SX50 HS


アジュガの仲間はほんとうに面白い形の花を付けます。
この種は初めての出会いでしたが、特徴的なのでシゾ科キランソウ属であることはすぐに分かりました。
名前に 『ツクバ』 と付くのは筑波山で初めて発見されたからだそうです。

日本の固有の植物で、日本海側に分布するニシキゴロモの変種で、本州の太平洋側と四国に分布するとのことですが、地域的な稀少種で、いくつかの県でも絶滅危惧種になっているようです。


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syousuke0202 at 18:08コメント(0)トラックバック(0)

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