2010年11月10日

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

Solidago canadensis var. scabra、syn. Solidago altissima
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
2010年10月29日 淀川左岸長柄橋付近


キク科 Asteraceae
アキノキリンソウ属 Solidago

北アメリカ原産で、日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)であり、ススキなどの在来種と競合する。河原や空き地などに群生し、高さは1-2.5m、良く肥えた土地では3.5mくらいにもなる。茎は、下の方ではほとんど枝分かれがなく、先の方で花を付ける枝を多数出す。花期は秋で、濃黄色の小さな花を多く付ける。種子だけでなく地下茎でも増える。アレロパシーを有する(後述)。

同時期に増えた帰化植物のブタクサと時折間違われ、花粉症の原因だと言われるが、別の植物である。

アレロパシーを有しており、根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出す。これはcis-DMEという名称で知られるが、この物質はセイタカアワダチソウ自身の成長も抑制する。

一時は気管支喘息や花粉症の元凶だと考えられていたが、セイタカアワダチソウは虫媒花で風媒花ではないので、花粉の生成量は少ない上に比較的重く形状も風で飛ぶのには不適であるため、無関係と考えられている。
ウィキペディアより引用


草丈が1mくらいで生え揃っていると、かつて傍若無人に伸び放題に繁茂していた侵略的外来生物とは思えないほどの美しい景観になっている。まるで在来種かと思えるほど定着してきた。


セイタカアワダチソウ(背高泡立草) セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
左:2010年10月18日 大阪城公園       右:2010年10月29日 淀川左岸長柄橋付近


昭和40年代の繁殖状況は、アレロパシー効果でススキ等その土地に生息していた植物を駆逐し、モグラやネズミが長年生息している領域で肥料となる成分が多量蓄積していた地下約50cmの深さまで根を伸ばす生態であったので、そこにある養分を多量に取り込んだ結果背が高くなり、平屋の民家が押しつぶされそうに見えるほどの勢いがあった。

しかし、平成に入る頃には、その領域に生息していたモグラやネズミが駆除されてきたことによって希少化し土壌に肥料成分が蓄えられなくなり、また蓄積されていた肥料成分を大方使ってしまったこと、他の植物が衰退してしまったことで自らがアレロパシー成分の影響を強く受けてしまったこと等の理由により、派手な繁殖が少なくなりつつあり、それほど背の高くないものが多くなっている。

セイタカアワダチソウの勢いが衰えてきた土地にはススキなどの植物が再び勢力を取り戻しつつある。
ウィキペディアより引用


セイタカアワダチソウ(背高泡立草) セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
左:2010年11月02日 淀川左岸長柄橋付近 右:2010年11月02日 淀川左岸長柄橋付近


最近では2〜3mも伸びたセイタカアワダチソウを見ることは少ない。そして一時、淀川の河川敷から消えかけていたススキが復活してきて、今では、ややススキの勢力が増してきているようにすら感じます。

20年ほど前までが、セイタカアワダチソウ全盛期だったのか?

自然界は本当に不思議ですね〜☆

在来種と外来種、自然に棲み分けが成立し始めているように感じます。^^


クロハナアブ(Cheilosia) 2012/10/21 追加
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)&クロハナアブ
2012年10月20日 石切 辻子谷にて

このハナアブは、クロハナアブ(Cheilosia)の仲間のようです。
クロハナアブ(Cheilosia)の種は数が多い上に分類未確定の種群で、一部の種は同定できるものの、採集して体の各部を検証するなど大変難しく、素人に扱えるものではないそうです。ですので、『クロハナアブの一種』という表現にとどまらせて頂きます。


syousuke0202 at 00:05コメント(8)トラックバック(0)1月の撮影   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント一覧

1. Posted by mammy   2010年11月10日 00:32
またまた失礼します♪
最近、ススキがよく目につくな〜って感じたのは、私の気のせいじゃなかったみたいですね^^
確かに20年ほど前って、セイタカアワダチソウの広がり方が凄かった気がします。

それと・・セイタカアワダチソウって、花粉症の原因じゃなかったんですね。
私も勘違いしてました(^_^;)
勉強になります(^^ゞ


2. Posted by syousuke   2010年11月10日 01:05
>mammyさん、こんばんは〜
珍しく夜更かししてますね〜^^
僕はいつものパターンですけど・・・

そうなんです。
セイタカアワダチソウ、随分勢力が弱まってきてるんですよ。
若い頃は、あまり好きではありませんでした。^^;
更地にはまっ先に入ってくるし、伸び放題に伸びるし・・・

でも最近のはこじんまりとして、清楚に見える。^^;
ちょっと誉めすぎか〜


3. Posted by 滝ちゃん   2010年11月10日 07:57
いくらヨイショしても・・・

やっぱり好きにはなれんなぁ〜(笑)

花が枯れてフワフワ種が飛ぶのを見ただけで、クシャミでる〜〜でもそれは気のせい???

植物、動物、生きているものの全ての「勢力」って面白いね。

人間も含めて・・・

4. Posted by syousuke   2010年11月10日 10:49
>滝ちゃん、こんにちは〜
なんぼヨイショしてもあきまへんか〜 (爆)

花が泡立つように咲くアワダチソウ(アキノキリンソウ)の背の高いやつのはずが、背が低くなってきてんから認めてあげやなぁ〜(笑)

ふわふわの種を吸い込んだらくしゃみ出るやろな〜
そりゃぁ見ただけでもくしゃみ出そうなんは分かるけど、花粉とちゃうから許してあげて〜〜〜


5. Posted by れおわんわん   2010年11月11日 20:59
ブタクサとは違うものだという認識はあったけど、ほぼ同じ。つまり、花粉症の原因になるって思ってました。
子供の頃から名前を知っていたのは喘息持ちの友達がこれはセイタカアワダチソウといって私の発作の原因になるから近寄らないの。って言ってたからなのですが、間違った知識も小学生のときからずっと染み付いてしまってたですね。
知らなかったわ~。
ってか、この手の勘違い、思い込みってどれくらいあるんだろう。自信を持って間違ってること、山ほどあるんだろうなあ。(^-^;)


6. Posted by syousuke   2010年11月11日 22:37
>れおわんわんさん、こんばんは〜
僕もたまたまセイタカアワダチソウは知っていましたが、詳細を何も知らなかったので、逆に花粉症の原因とも思ってもいませんでした。無知が幸いしました。^^;

でもこうしてコメントを頂くと、結構皆さん同様に思い込んでおられるので驚きです。
みんなが思い込めばそれが常識になってしまうからちょっと恐いけど・・・

あの驚異的な繁殖力と驚異的な草丈を目の前にすると、悪の根源にしたくなるのが人情なのかも知れませんね。^^;


7. Posted by マリーゴールド   2010年11月13日 16:53
こちらのブログは最近知りました。お邪魔します。
私も、セイタカアワダチソウのこと、ブタクサだと思ってました。つい先日ダンナが「黄色い花がいっぱい、何だろう」というので、あれ、ブタクサだよ、花粉症の原因なんだよ。なんて話していたところです。
訂正せねば〜


8. Posted by syousuke   2010年11月13日 18:03
>マリーゴールドさん、こんにちは〜
こちらにもご訪問、ありがとうございます。^^
さすがに朝から晩までメンタルヘルスに考えを巡らせるとしんどいので、こちらで息抜きしてるんですよ〜(笑)

ところで、セイタカアワダチソウって意外と真実を知られていなかったんですね。
確かに悪者扱いされていますけど、花粉症に関しては濡れ衣なんで訂正してあげてくださいね。^^;

最近のセイタカアワダチソウは、彼なりに謙虚に生きてはるみたいですから〜

コメントありがとうございました。^^


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