2010年03月09日

Crocus chrysanthus Herb
植物図鑑 写真:クロッカス
2010/02/22 13:45:39 東横堀川河川敷にて

いつものウォーキングコースにポツリと一輪咲いていた!
松葉のように細く、真ん中に白い筋の入った葉は貧弱で目立たない。
毎日歩いているのに気付かなかった!
きっと咲いて間がないのだと思う。

しかし、何んと云う植物か分からない。
もう一度細かく観察してみようと出かけてみた。


植物図鑑 写真:クロッカス
2010/02/22 16:05:34 東横堀川河川敷にて

夕方には元気がなく、そして翌日には花は枯れてしまっていた。

2月22日に撮影して以来、別の場所の花壇でも見かけたがすでに枯れていた。しかし手入れされた花壇に植えられていたと言う事は園芸種に違いないと思うが、名前が分からないまま半月が経ってしまう・・・

やっと、分かりました!


目 : ユリ目 Liliales
科 : アヤメ科 Iridaceae
属 : クロッカス属 Crocus
クロッカス、別名ハナサフラン、ハルサフラン

クロッカスは、総称で、その中に80品種以上が包含されているそうです。

花の形は、秋に咲くサフランによく似ているが、サフランは紫の花だけで、クロッカスは白、黄、紫と色が豊富だそうです。

花期:2-5月

Crocus vernusクロクス・ヴェルヌスは紫色の花、
Crocus albiflorusクロクス・アルビフロルスは白色の花の説

黄色種の原種は、クロッカス・クリサントゥス(C. chrysanthus)という種で、クロッカスの中では最も早く咲く品種だった。別名寒咲きクロッカスとも呼ばれる。

黄色系原種の学名は、Crocus chrysanthus Herb.。クロッカスの総称は、Crocus L. (1753)、英名がCrocus、和名は寒咲きクロッカスとも言われる。

・クロッカスは総称としての呼び方で、和名は、晩秋に咲くサフランに対して、春に咲くので「春サフラン」、或いは、花を楽しむ園芸品種なので「花サフラン」とも呼ばれる。
・白・紫系の品種の原種は、クロッカス・ヴェルヌス(C. vernus)であり、本来は別種。
・原産地は地中海から小アジア・西南中国と広い範囲にわたる。
・球根は、9−11月に植え付け2−3月に開花する。
・水はけが良い、日当たりの良い場所が適地。
・花が終わると葉が茂る
・花言葉は、「青春の喜び」「信頼」
・同じ属にあるサフランは秋咲きで、香辛料・薬用として使われ、グラム単価が非常に高価なものだ。

Crocus(クロッカス)は、ギリシャ語の「Krokos(糸の)」からきており、めしべが糸状に長く伸びることに由来する。また、神話上の青年の名前に由来するとの説もある。
種小名のchrysanthusは、“黄金色の”を意味する。


クロッカスなら子供の頃、球根を水栽培したはずなんですが、覚えていなかった・・・^^;


syousuke0202 at 20:17コメント(2)トラックバック(0)

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2010年03月08日

Cerasus campanulata
植物図鑑 写真:カンヒザクラ
2010_03_08 北大江公園にて

今日は気分転換に、いつものウォーキングコースには通らない公園を回ってみた。
この時期は、半月ほどご無沙汰すると驚くほどの変化がある。

遠目に桃かな、と思いながら近づくと・・・


目 : バラ目 Rosales
科 : バラ科 Rosaceae
属 : サクラ属 Cerasus
種 : カンヒザクラ

サクラの原種の一つ。旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもある。ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることもあるが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混合されやすいため、近年はカンヒザクラと呼ばれることが多い。

釣り鐘状の花が特徴で学名の種小名 campanulata は「カンパニュラの様な」と言う意味で、キキョウ科のカンパニュラ属の花が下向きに咲く所になぞられて名付けられた。花の色は白から濃い桃色まで様々の個体差がある。おおよそ1月から2月上旬にかけてが開花期となる。花の大きさは1.5~2.5cm程度。樹高は5m程度。葉は秋になると紅葉する。この早咲きの特性と、下向きに花が咲く特質が、他のサクラと交配した時に影響を与え、各地で優秀な園芸品種が出来ている。その中でも有名な物は、このサクラとオオシマザクラの自然雑種、サトザクラ‘河津桜’が近年、有名になり観光名所に植えられている。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用


この桜は、初めての出会い!
桜はけっこういろんな種類を見てきたつもりだったので、とても新鮮です。^^

植物図鑑 写真:カンヒザクラ 植物図鑑 写真:カンヒザクラ

たまにコースを変えるのも発見があって良いですね。^^♪

syousuke0202 at 23:26コメント(0)トラックバック(0)

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2010年03月04日

Lamium amplexicaule
植物図鑑 写真:仏の座
2010_02_28 東横堀川河川敷にて


仏の座
別名:三界草(さんがいぐさ)


・紫蘇(しそ)科。
・学名 Lamium amplexicaule
Lamium : オドリコソウ属
amplexicaule : 抱茎の

Lamium(ラミウム)は、ギリシャ語の
「laipos(のど)」が語源で、
葉の筒が長くてのど状に見えることに
由来する、との説がある。

・開花時期は、 2/10頃〜 5/ 末頃。
・半円形の葉が茎を取り囲んでつくようすを
蓮華座(れんげざ)に見立てたことから。
・別名 「三界草」(さんがいぐさ)。
葉が段々になることから。
・春の七草のひとつの”ほとけのざ”は
この花ではなく、正しくはキク科の
「田平子」(たびらこ)のことを指す。
「季節の花 300」より引用


植物図鑑 写真:仏の座 植物図鑑 写真:仏の座
2010_03_03 東横堀川河川敷にて


一週間ほど前から咲きはじめ、日増しにあちこちで見かけるようになってきました。
一般的に雑草と呼ばれるありふれた植物のようですが、可愛い花を付けます。
名前からは似合わない、愛嬌のある形ですね。^^

syousuke0202 at 01:42コメント(2)トラックバック(0)

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2010年03月03日

Rosmarinus officinalis L.
植物図鑑 写真:ローズマリー
2009_11_07 本町橋付近にて

花期がとても長いです。

植物図鑑 写真:ローズマリー
2010_02_28 本町橋付近にて


目: シソ目
科: シソ科
属: Rosmarinus
種: officinalis

学名:Rosmarinus officinalis L.
和名:マンネンロウ
英名:rosemary

ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。生葉もしくは乾燥葉を香辛料として用いる。また精油は薬にも用いられる。花も可食。

属名 Rosmarinus は「海のしずく」を意味する。愛や貞節の象徴とされる。様々な品種があり、立性と匍匐(ほふく)性種に分かれる。花の色は、青〜紫色のものがほとんどだが、白や桃色のものもある。

活性・薬効
消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用があり、肉の鮮度を長持ちさせることからヨーロッパでは古くらか肉料理にしばしば使われている。カレーやポトフ、アイントプフ等のスパイスとして利用される。また、抽出物(精油ではない)には、高い消臭効果があることが知られており、商用消臭剤にもしばしば応用される。

ドイツコミッションEモノグラフ収載ハーブ。炎症抑制効果、血行改善効果があり、外用によりリューマチなどの関節炎、内用では消化不良に対して使用されている。
育毛効果:複数のハーブと組み合わせた使用で育毛効果があることが知られているが、これは、5αリダクターゼ阻害作用、血行促進作用、炎症抑制作用などに起因すると考えられる。
記憶力を改善する作用:主成分であるカルノシン酸には、神経細胞の維持に重要な役割を果たす神経成長因子の生成を高める効果があることも報告されている。軽度のアルツハイマー型痴呆症患者に対しては症状が改善する可能性のある報告がされている。
ロズマリン酸には、花粉症の症状を和らげる作用があることが知られている。
カルノシン酸、カルノソールには、生体防御機構を活性化させる作用があり、解毒作用を高める。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用

植物図鑑 写真:ローズマリー 植物図鑑 写真:ローズマリー

肉料理に使われるハーブとして有名なローズマリー
目でも楽しむハーブですね。
ハーブの中でも最も美しいと言われるのも納得です!


名前の由来は、

ヘロデ王の軍隊に追われた聖母マリアが、幼いイエス・キリストとともにエジプトに逃れていたある夜、マリアが青いマントを白い花が咲いている香りのよいローズマリーの木にかけたところ、翌朝、花はマントと同じ青色に変わっていたとか…。聖母マリアを象徴するのがバラ(ローズ)であることから、それ以後、このハーブを「マリアのバラ」(ローズ・オブ・マリー)と呼ぶようになったそうです。

まさしく青色に染まった白花といった感じで、綺麗な花です。^^


syousuke0202 at 00:03コメント(0)トラックバック(0)

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2010年03月02日

植物図鑑 写真:覆輪沈丁花
2010/02/27 撮影

目 : フトモモ目 Myrtales
科 : ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae
属 : ジンチョウゲ属 Daphne
種 : フクリンジンチョウゲ

ジンチョウゲ は中国やヒマラヤ地方に自生していたものが、室町時代にに日本に渡来している。これはそのジンチョウゲの園芸種で、葉のまわりが黄色く縁取られることからフクリン(覆輪)の名がつく

落葉または常緑かん木。枝は単一または分岐、葉は互生し、稀に対生する。葉は緑色で葉辺は黄白色。両性または雌雄異株。花は腋生または頂生、香気あり。果実は白色または紅色で球形または楕円形。早春に香気高い花をもつ。



植物図鑑 写真:覆輪沈丁花 植物図鑑 写真:覆輪沈丁花


秋のキンモクセイのように芳香を放ちます。
枝先に小さな花が手毬状に固まってつき、花色で誘います。
離れていても、花色と強い芳香でとてもよく目立ちます。

とっても良い香り〜☆


syousuke0202 at 00:01コメント(2)トラックバック(0)

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