2015年05月12日

Rosa multiflora
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2015/05/02 淀川左岸河川敷 毛馬付近にて Canon PowerShot SX50 HS


バラ科 Rosaceae
バラ亜科 Rosoideae
バラ属 Rosa
ノイバラ R. multiflora

ノイバラは北海道西南部から九州、朝鮮半島に分布する落葉の低木。原野や河原などのやや水分条件が良く、日当たりの良い場所に生育する。高さ数mになることもあるが、半ツル性であり、引っかかる場所がない場所では高さ1m程度である。茎は次第に太くなるが、長い年月にわたって成長し続けることはなく、根本から太くて勢いの良い幹を出し、その後茎はあまり伸びず、細く枝分かれする。
葉は羽状複葉であり、葉の表面は光沢がない。5月に枝先に総状の花序を形成する。花の直径は2cm前後。秋に赤い果実が稔り、民間薬として利用されたり、花材としても使われる。
植物生態研究室(波田研)のホームページより引用


河川敷の葦原で鳥見する予定で歩いてると、とても良い香りがしてきます。銘柄は分からないけど、覚えのあるパヒュームコロンの香りです。でもまさか河川敷で香水というのも可笑しな話で、いったいどこから香ってくるのか?

少し離れたところに白花が咲いてましたが距離がありすぎたのでまさかと思いながら移動すると、また香ってきます。やはり少し離れたところに白花が!
花の香りって、風に乗って漂ってくるんですね。じつはノイバラがこれほど良い香りを漂わせるとは知りませんでした。^^;


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2015/05/02 淀川左岸河川敷 毛馬付近にて Canon PowerShot SX50 HS

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2015/05/11 淀川左岸河川敷 毛馬付近にて EOS kissDigital x5 & EF100 MACRO F2.8

ノイバラの和名は野に生育するイバラであり、名前の通り有棘植物である。調査の際にはこの棘に悩まされる。バラ科植物の中には棘がある種がたくさんあるが、棘の種類には短枝の先端が棘になったものと葉が変形したものがある。ノイバラの棘は根元から取れ、葉が変形した棘であることがわかる。
ノイバラの葉は複葉であり、小さな葉(小葉)が組合わさって1枚の葉を形成している。小葉は2〜4対あるが、3対であることが多い。葉の表面は光沢がなく、無毛であるが、裏面の脈上には目立たない微毛がある。葉の基部には葉柄と合着した托葉がある。
植物生態研究室(波田研)のホームページより引用


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2015/05/11 淀川左岸河川敷 毛馬付近にて EOS kissDigital x5 & EF100 MACRO F2.8


あれっ、もう、ローズヒップがついてる?
よく見るとバラの果実ではなさそうですが、いったい何かな?

調べてみました。(ninooomatusakuraaiさん、ご教授ありがとうございました。)
バラハタマフシ(薔薇葉玉附子)という虫こぶ(虫癭 / ちゅうえい)だそうです。
バラハタマバチ(薔薇葉玉蜂)という蜂がバラの新芽に産卵して作るらしい。
主にバラの葉の葉脈上に形成される、小さな突起のある球形の虫こぶです。
内部は穴が一つ開き、一匹の幼虫がいます。
京都自然教室 図鑑より引用

ちなみに、バラハタマバチの幼虫に産卵する寄生蜂もいるそうなので、この虫こぶからバラハタマバチが出てくるとは限らないそうです。この虫こぶ、採取して飼育してみればよかったです。次に見つけることがあったら、家に連れて帰ろう!(笑)

しかし、果実のつもりでかじらなくて良かった〜 ^^;


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2015年05月11日

Vicia villosa subsp. Varia
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2015/05/11 淀川左岸河川敷毛馬にて Canon PowerShot SX50 HS

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2015/05/11 淀川左岸河川敷毛馬にて EOS kissDigital x5 & EF100 MACRO F2.8


マメ目 Fabales
マメ科 Fabaceae
ソラマメ属 Vicia
ナヨクサフジ Vicia villosa subsp. Varia

つる性1年草
ヨーロッパ原産で飼料や緑肥として栽培されている。1943年に天草島での帰化が報告され、現在では本州〜沖縄県にかけて道ばたや河川敷に見られる。全体無毛または伏した毛が散生する。茎はよく分岐して他物にまとわりついて広がり、長さ2mほどになる。葉は、狭楕円形の小葉が10対ほどつく羽状複葉で、頂片は巻きひげとなる。基部にはやや不規則な形状をした托葉があって互生する。葉腋に花序を立て、長さ1.5cmほどの紫色の蝶形花を1方向に穂状につける。萼筒はほぼ無毛で柄が下側につく。花期は春から夏。(日本帰化植物写真図鑑)
旗弁の爪部(筒状部)が長く、旗弁の舷部(そり返った部分)のほぼ2倍の長さがある。
松江の花図鑑より引用


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花の筒部は、旗弁の舷部(左右にそりかえった部分)より長い

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複葉は、小葉が細く10-24枚

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托葉はミトンのように不規則に裂けるものが多い

在来種のクサフジにかわって増えている帰化植物で、クサフジの仲間によく似ています。花の筒部が長いのは、在来種にはない特徴らしく、ナヨクサフジを同定するポイントとして有力なようです。

日当たりの良い草地には普通に見られるそうですが、いつものトレッキングコース(生駒山など)では全く見かけることはありません。やはり、河川敷と里山では植生がまったく違いますね。当然の事ですが、植生が変わればそこで見られる野鳥も違ってきます。そういう目で観察すると、淀川河川敷も楽しいコースです。


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2015年05月07日

Phylloscopus borealis
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2015/05/06 大阪城公園梅林南桜広場にて Canon PowerShot SX50 HS

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「頭央線」が見あたらないのでメボソムシクイと同定


メボソムシクイ科 Phylloscopidae
メボソムシクイ属 Phylloscopus
メボソムシクイ P. borealis

夏季にアラスカ、ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬する。日本では P. b. examinandus(コメボソムシクイ)が渡りの途中に飛来する(旅鳥)。春の渡りは他の旅鳥に比べて遅く、5月下旬から6月上旬の記録が多い。 P. b. xanthodryas(亜種メボソムシクイ)が夏季に繁殖のため本州や四国に飛来(夏鳥)する。

全長13cm。体重8.5–14g。背面は淡い緑褐色の羽毛で覆われる。
眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)は細く黄白色。通眼線は暗色。
P. b. xanthodryas は、腹面は淡い黄緑色の羽毛で覆われる。P. b. examinandus は、腹面は緑褐色味を帯びた白い羽毛で覆われる。ただし羽色には変異が多く、P. b. xanthodryas と同じ羽色の個体もいる。

針葉樹と広葉樹が混生した森林で生息する。日本では繁殖期は主に亜高山帯の森林に生息するが、渡りの時期になると群れを形成し、標高の低い森林でも見かけられる。冬季は単独もしくはペアで生活する。
食性は動物食で、昆虫、クモ等を食べる。樹上を移動しながら獲物を捕食する。
繁殖期には縄張りを形成する。日本(亜種メボソムシクイ)では亜高山帯針葉樹林の岸壁等にコケや枯草などを組み合わせて、横に出入り口のある球形の巣を作り、6–8月に4–6個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は約14日。
繁殖期には「チョチョリ チョチョリ チョチョリ」と歯切れのよい声でさえずる。聞きなしは「銭取り、銭取り」。朝だけでなく日中もよくさえずる。地鳴きは、「リュリュリュ」または「ジュジュ」。コメボソムシクイは「ジジロ、ジジロ」と抑揚のない声でさえずる。
ウィキペディアより引用


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同属のセンダイムシクイとはひじょうによく似ており、鳴き声を聞けば簡単に判別できるのですが、目視だけではとても難しいです。いちおう今回は、センダイムシクイにあるといわれている頭央線が見あたらないのでメボソムシクイと判断しました。

鳴き声(さえずり) : メボソムシクイ センダイムシクイ


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2015年05月03日

Cisticola juncidis
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2015/05/02 淀川河川敷毛馬付近にて Canon PowerShot SX50 HS


セッカ科 Cisticolidae
セッカ属 Cisticola
セッカ C. juncidis

全長は約13cm、スズメより小さい。翼開長は約16 cm。成鳥夏羽は頭の上が褐色で、体の上面は黄褐色に黒褐色の縦斑、体下面は淡い黄褐色である。尾羽は黒褐色で先端が白い。また尾を広げると扇状になる。冬羽は頭の上も黄褐色に黒褐色の縦斑となる。雌雄同色。

チガヤ、ススキなどの生える平地から山地の草原、河原、水田に生息し、昆虫やクモを食べる。繁殖は、オスは草とクモの巣で楕円形の巣を作り、メスを呼び込む。体の大きさや羽色の面からも、普段はあまり目立たない鳥であるが、繁殖期には「ヒッヒッヒッヒッ・・・・ジャッジャッジャッ」と鳴きながら、波線状に低空を飛翔する姿がよく観察される。

アフリカ、ヨーロッパ南部、インド、東南アジア、中国南部、台湾、日本、オーストラリア北部に分布。日本では沖縄諸島から東北地方にかけて分布するが、北日本に住むものは冬になると暖かい地方に移動する。
ウィキペディアより引用


前に淀川河川敷の葦原でオオジュリンに出会ったとき近くのワンドでバンやオオバンにも出会って、いつもの大阪城公園とは出会う鳥たちとはずいぶん種が違う事を知りました。環境が違うので当然といえば当然なんですが、それ以来このあたりの事が気になってしかたありません。^^;

子供の頃は淀川河川敷が遊び場だったのに、当時は鳥たちにさほど興味もなく、昆虫や魚にばかり気を取られていたことが今になって思えばもったいない事をしたと感じています。ま、その分これから取り戻す楽しみはありますが・・・ (笑)





葦原の中から声は聞こえるんですが、なかなか撮影できるところまで出てきてくれず、写真はあまり撮れませんでした。でも今回の出会いで声は完全に覚えたので、これからも追いかけてみようと思います。ひとまず備忘録として!


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syousuke0202 at 20:37コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


2015年04月23日

Muscicapa dauurica
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2015/04/22 大阪城公園野外音楽堂西にて Canon PowerShot SX50 HS

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2015/04/22 大阪城公園野外音楽堂西にて Canon PowerShot SX50 HS


ヒタキ科 Muscicapidae
サメビタキ属 Muscicapa
コサメビタキ M. dauurica

夏季にシベリア南部、朝鮮半島、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下し越冬する。日本では基亜種が夏季に九州以北に繁殖のため飛来(夏鳥)する。

全長13cm。和名はサメビタキより小型である事に由来する。上面は灰褐色、下面は白い羽毛で覆われる。体側面は褐色みを帯びる。眼の周囲に不明瞭な白い斑紋(アイリング)が入り、眼先も白い。
嘴はやや長い。嘴の色彩は黒く、下嘴基部の色彩はオレンジ色。
幼鳥は上面や翼に淡褐色や淡灰色の斑紋が入る。

平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息する。群れは形成せず、単独もしくはペアで生活する。
食性は動物食で、昆虫などを食べる。樹先などに止まり、飛翔している獲物を目掛けて飛翔し捕食する。
繁殖期に縄張りを形成する。日本では標高1,800m以下の落葉広葉樹林で繁殖する。高木の葉がない水平な樹上にウメノキゴケなどをクモの糸で付着させた樹皮やコケを組み合わせた皿状の巣を作り、日本では5-6月に1回に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は12-14日。雛は孵化してから12-14日で巣立つ。
ウィキペディアより引用


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2015/04/22 大阪城公園野外音楽堂西にて Canon PowerShot SX50 HS


この日はじめて出会って、まだそれ以来会っていません。^^;
この日も、ファインダーで追いながらもこの子は誰かなぁ?そう思いながら追いかけていました。
大阪城公園にはたくさんのベテランバーダーが集っています。鳥を見たり撮ったりしてるとかならず、周りから声が聞こえてきます。

「何が出てるの?」
「コサメ」

ってな具合です。

そういった会話をこっそり聞きながら、なるほどこの子がコサメビタキなのかぁ。帰ってからゆっくり調べよう。そんな感じで少しずつ覚えてきてます。しかし、この子は目立つ特徴が無くて初心者泣かせです。^^;

♪鳥くん的識別ポイント

国内にはヒタキ科のヒタキ類(コサメビタキ、キビタキ、オオルリなど)とツグ ミ科のヒタキ類(ジョウビタキ、ルリビタキなど)がいます。まずは、止まり方 が異なり、ヒタキ科のヒタキ類の方が体を立てて止まります。これは、それぞれの種類の画像(写真)を見比べて雰囲気を理解して下さい。野外で見てわかるのがもちろん最適です。

コサメビタキと類似な種としてサメビタキ、エゾビタキがあります。コサメビタキは国内の低山帯で繁殖(夏鳥)、亜高山帯で繁殖(夏鳥)するサメビタキ、 主に秋に旅鳥として通過していくエゾビタキ。 見た目の基本的姿勢や色味、習性などはよく似ていますが、下面が白く斑がないのはコサメビタキだけです。下嘴の根元側半分が燈色なのもコサメビタキだけで、大きな特徴の一つです。他にも相違点はありますが、このくらいで充分です。

コサメビタキでも下面がうっすらとぼやけて斑があるように見える個体がいますが、 サメビタキやエゾビタキを見れば、その違いがわかってくるでしょう。 ちなみにサメビタキはコサメビタキよりも上面が暗色で、アイリングがより明瞭です。 エゾビタキは顔つきも異なり、胸の斑もかなりはっきりと縦縞なので、間違えることはサメビタキよりも少ないでしょう。

下面の白いコサメビタキと上記のサメビタキ、エゾビタキ以上に間違える可能性 があるかもしれないのが、オジロビタキ(喉の赤くない♀や第一回の個体)です。オジロビタキはその名の通り、尾の両側が白く目立ちます。また、止まるときに時々尾羽を立てて警戒するような姿勢になります。 (このときに特に尾羽の白が目立ちます)地鳴きも異なり、ジジッ、と鳴きます。 しかしこれも、注意深く、じっくり観察すれば間違えることは少ないでしょう。

キビタキの♀の下面も無斑で、白っぽいですが、上面にオリーブ味があったり、 アイリングがあまり目立たないことなどで識別します。

いろいろ書きましたが、コサメビタキちゃん(くん)の顔つきや雰囲気がわかれば、上記のようなことはあまり必要ないと思います。

下面が白い、下嘴根元が燈色。こんくらいでいいと思います。
BIRD WORLDより引用

という事なんですが、覚えられるかなぁ・・・ ^^;


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syousuke0202 at 20:06コメント(3)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


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